軽井沢歴はもう25年以上です

ベランダから
Kさんの別荘のベランダから見る緑の風景。Kさんが最も好きなのは新緑の季節なのだそう
今回取材させていただいたのは、中軽井沢に別荘をお持ちのKさんです。

まず最初に、いろいろあるリゾート地の中から、どうして軽井沢を選ばれたのかを聞いてみましたら、「軽井沢が好きなんです!」という簡潔明瞭な答えが返ってきました。
かつて会社員だった頃、会員制のリゾートクラブに入り、いろいろなリゾート地を訪ねたKさんが、一番気に入ったのが北軽井沢だったといいます。「私は千葉の出身なんです。北軽井沢に来たときに、朝露がとても気持ちよかった。子ども時代に過ごした田舎の思い出に共通するものを感じたんです」。それからは、仕事に疲れたら軽井沢に行き、休みがあったら軽井沢に行きと、暇さえあれば軽井沢に行っていたとのこと。

ちょうどその頃、厄年を迎えた奥さまが、「厄年には大きなプレゼントをしたほうがいい」、という言い伝えにひっかけて、なんと北軽井沢の中古別荘をプレゼントしてくれたのです。

「それが最初の別荘です。八ヶ岳からずっと見てまわったけど、その頃は北軽井沢のさわやかな空気が何よりも気に入ったんだ」というKさん。今から約20年前のことで、当時は子どもも小さかったけれど、子どものためというより自分が欲しかったんだよと言います。

その中古別荘を5年くらい使用して、建て替えました。ちょうどバブルがはじけた頃のことだそうです。新しい北軽井沢の別荘で過ごしながら、「いずれは下におりようと考えていました」とKさん。というのも、北軽井沢は高原でさわやかですが、旧軽井沢の街に行くのに30分から40分はかかります。シーズン中は道路も混みますし、年を重ねるとともに、できれば便利な中軽井沢に住みたくなったといいます。

バブル期には、いいなと思う土地があっても土地だけで1億円くらいしたようです。「その頃は高かったですよ。バブルがはじけて安くなってきたので、ようやく今の中軽井沢を購入したんです」。

浅間山が見えるのが一番気に入っています

浅間山
軽井沢のシンボルである浅間山。Kさんの別荘がある<軽井沢・千ヶ滝別荘地>のなかから大きく見ることができる
北軽井沢で過ごしていた頃から、あちこち別荘地を見ていたKさん。「この土地は、娘夫婦がたまたま千ヶ滝の別荘地を通ったときに出会ったものなんです。浅間山が完全に見えて、環境もいい。ちょうど北側が調整池なので、そこに建物が建つ心配がない。いつまでも浅間山が見えるというのもラッキーでした」

娘さん夫婦に教えられ、さっそく現地に出向いたKさん。浅間山の眺望を独り占めできる土地が気に入り、数時間後に申し込んだそうです。「えっつ、数時間で決めたのですか?」と思わず聞き返したら、「今までいろいろなところを見て、欲しいものが自分のなかで決まっていたからね」とのこと。だから即決できたのですね。

「娘がね、別荘地に自生している木がしっかり太くて、お父さん好みだって勧めたんです。植えたばかりの細い木の別荘地は好きじゃない。この別荘地は80年の歴史があるので、風景が違いますよ」とも。


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