別荘・リゾートマンション/温泉地の別荘・リゾートマンション

知っておきたい熱海の別荘税

別荘やリゾートマンションに関わらず固定資産を所有すると、いろいろな税金がかかります。どんな物件にも発生するわけではないけど、熱海市で課税される別荘税はご存じでしょうか?

平野 ゆかり

執筆者:平野 ゆかり

別荘・リゾートマンションガイド

熱海市には別荘税があります

観光客で賑わう熱海の海岸。海岸沿いには多くのリゾートマンションが立ち並ぶ
別荘税とは、いわば住民税の代わりのようなものです。熱海市に別荘やリゾートマンションを持った場合、1月1日付けで住民登録されていない物件を持っている方には別荘税がかかります。

定住の場合のように、住民票を熱海市に移した場合は、住民税を支払うことになりますので、別荘税はかからないのですが、週末利用のように、自宅を熱海市以外のところに所有されている場合は課税されるわけです。

「うちの別荘は今、売りに出しているんだけど……」という方もいらっしゃるかもしれません。そういう方は、不動産会社との媒介契約書のコピーなどで、本当に売り出ししていることが証明されれば非課税になります。

どれくらいかかるの?

では、この別荘税、いくらくらい支払うのでしょうか? それは年額、建物面積1平米×650円+4400円となっています。例えば、建物面積80平米の別荘を購入すれば、80×650+4400=5万6400円 これだけ1年間にかかります。

マンションの場合は、共有部分を住戸数で案分した状態で課税されますので、専有面積だけでは単純に計算できないことになります。これは毎年、固定資産税とは別に徴収されますので、熱海市でセカンドハウスを購入する場合は、プラスアルファでかかってくると思ってください。
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