眺望重視のニーズが高い内房

エリア情報ともに住宅事情を鋸南不動産の笹生さんに伺いました。

「内房では夕日と海がキーワード。そのため海沿いや高台の物件を探される方が多いです」とのこと。現在、新規分譲されているのは大規模物件なら富津の「天羽マリ-ンヒル」。規模が大きく、海がよく見えるのが特徴です。


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空から見た「天羽マリーンヒル」別荘地の様子


 
昭和40年代から分譲がスタートした物件で、今も新規分譲区画もあります。もともと内房では大規模な開発よりも、ミニ分譲が主流なので、その意味でも大規模は希少といえます。新規区画は土地50坪から400坪まで多彩。「価格は眺望の良さでかなり幅があります」と笹生さん。海と富士山一望の土地だと約80坪で1400万円。坪単価約17.4万円になりますが、そうでない区画は坪単価8万5000円くらいから手に入れられます。約3割くらいの方は定住されています。建売別荘で3LDKが1580万円から。

 

アクアラインの開通でアクセスがよくなり、高速バスで東京駅、横浜、川崎方面への通勤も可能。伊豆よりも距離的に近くで海辺の暮らしが手にいれられるため、地元の小学校に子供を通わせる若い家族の購入もあるとのことです。いずれにしても高台の物件は車の運転が欠かせません。
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天羽マリーンヒルの現地より眺める海の風景


 

そのほか規模の大きいのは富士見ヶ丘別荘地館山ポピーランド。ミニ分譲地では、本当に海際の物件もときおり出ます。また中古マンションなら館山に築浅の物件が多いとのことです。




眺望の良い物件は出ると決まるのが速い

内房の最近の供給数はどうなっているのでしょう。「数年前に比べて、増えています」と笹生さん。海の見える物件も増えており、広い選択肢の中から探せるというわけです。価格も安定しているだけに、眺望の良い物件は出ると決まりやすいとのこと。海の別荘が欲しいのか、田舎暮らしがしたいのかで物件も異なってきます。

 

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天羽マリーンヒルの別荘地から見る富士山のシルエット


富浦のほうでは農業体験ができるサービスもあるようです。こんな暮らしをしたいから、こんな物件が欲しいというように、条件をある程度まとめて不動産会社に依頼しておくのが、スムーズな探し方のようです。「海沿いの土地は、自然公園法の規制がありますし、斜面の土地は崖条例があります。土地面積でこれくらいの家が建てられるのではと判断すると、そうでない場合も。建蔽率や容積率はチェックしておきましょう」とアドバイスしてくれました。