海が見えることに弱い東京人

海があり緑があり、しかも都心に近い湘南は、セカンドハウスを持ちたいという人に人気のエリアです。今回、お話を伺った、葉山で建築事務所「マリオ・デル・マーレ」を構える下平万里夫さんは、設計依頼の半分が居住用で、半分がセカンドハウス用だといいます。湘南は都心に通勤しようと思えばできる範囲内。インターネットや携帯電話の普及で、湘南に自宅を持ち、仕事をする人も増えているそうです。
うみ
潮騒をBGMに海の見えるところに住みたい人は多い


「東京から来た人は、緑が多くて、日当りがよくて、小鳥がさえずっているだけで、『うわーっ、いいねえ!』って感激するんですよ。でもそれは、ここじゃ当たり前、標準だから」と、東京の人が最初に陥りやすい弱点を指摘します。
葉山で建築事務所を構える下平万里夫さん


不動産会社の人は、何でもない土地を紹介しているにもかかわらず、買い手のほうで舞い上がってしまうケースも多いのです。地価が上昇していると、売る側は強気。「この土地を欲しがっている人がほかにもいますが、どうしますか?」なんて言われて、焦って契約し、あとで後悔することにならないように!と言います。

では、どうすれば失敗はないのでしょう?

次のページで具体的な土地探しのポイントを紹介します。