京都市内で一番子供割合の多かった西京区。では西京区のどの辺りに子供が多いのか、住所毎に調べてみました。

西京区、「桂」駅~「上桂」駅で子供割合高し 

子供割合が高い(=人口に対する14歳以下の人口割合が高い)エリアは桂川エリアが19.6%でTOP、次は桂徳エリア18.0%(両エリアとも阪急京都線「桂」駅から阪急嵐山「上桂」駅の東側あたり)でした。

京都市西京区は20%超のエリアがありません。神戸市西区は井吹台北町3丁目の41.7%を筆頭に35%超が4エリア。大阪市鶴見区は今津北3丁目の32.3%がTOPで、次は諸口2丁目の26.2%。それらと比較すると西京区のそれは数値が低い。本当に京都市内で子供割合が高い地域といえるのか?という疑問がわきました。

そこで、京都市内の11区225エリア、全てを調べてみました!
 

いちばん若い街は伏見区にあった! 

平均が低いので当然なのですが、エリアでわけてもやはり子供割合は低く、15%を超えているのが225エリア中25エリア。20%を超えているのはたったの3エリアでした。

一番子供割合の多かったのは伏見区久我の杜エリアで24.9%、3位は同じく伏見区で羽束師エリアの21.7%。これに、世帯数44とかなり小さな集落である左京区広河原エリア(24.1%)を加えた3エリアが20%超でした。

伏見区の久我の杜/羽束師両エリアは、いづれも京都府長岡京市中心部から北東約2~3kmの桂川左岸の地域。どちらも低価格の分譲一戸建が供給された結果と考えられます。地域に大規模開発があると人口分布が変わるというのは大阪市神戸市の事例と同様です。

ちなみに子供割合が京都市内で2番目に高かった広河原は、京都市内(左京区)とはいえスキー場があるような山間部。京都市って広いですね!
 

子育て仲間を作るには都市型分譲戸建て 

以上、3回にわたって「若い街」を見てきました。それらの共通点はズバリ「100戸超の大規模な戸建て開発が最近行われたエリア」。しかも昔からある「郊外型/環境重視ゆったり型ニュータウン」ではなく「都市型/価格重視コンパクトニュータウン」

お子さんが産まれる、または産まれたタイミングで家探しをされた方がほぼ同時期に物件に住み始めるためか、大変年齢層が偏った人口構成となる傾向が見られました。ということは小さなお子さんがいらっしゃるもしくは産まれるご家庭では、同年代の「お友達」を見つけるためには「大規模都市型分譲戸建て」を購入するのが手っ取り早いといえそうです。

これまでの一連の調査には国勢調査の資料を利用しました。国勢調査の数値は、ほとんどの行政区で(内容に差はありますが)サイトにデータをおいています。今回は「子供割合」に注目しましたが、「同年代の多い街がいい」「家族の人数(=世帯人員)が多い街がよい」など独自の視点で数字を見てみるのも面白そうですね。

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