ルノー/カングー

使い方はユーザー次第!FUNなカングー ビボップ

ルノーのカングー ビボップは、ネーミングどおりカングーの派生車であり、サイズ的にはショートバージョン。大きくスライドするガラスルーフやテールゲートウインドウが上下に開閉するなど、他のクルマにはない個性にあふれている。人とは違うクルマを探しているなら、まさに適任だろう。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

カングー ビボップってどんなクルマ?

フロントマスク

ボディは、全長3870×全幅1830×全高1840mmとショートサイズだが、全幅と全高がほとんど同じという箱型。エンジンは1.6LのNAで、5速MTのみの設定。価格は234万8000円

カングービボップは、07年の東京モーターショーで展示された「カングー コンパクトコンセプト」から生まれたモデルだ。カングーの全長が4215mmなのに対して、ビボップは全長3870mmとかなりコンパクト。この全長、なんとフォルクスワーゲンのポロよりも短い。全幅は1830mm、全高は1840mmでエンジンルームを除いたキャビン部分はキューブのように四角くなっている。

ただ、エクステリアの真骨頂は、ユニークなツートンカラーの外装色に加えて、ボディ後方のサンルーフが半分くらい前にスライドできることと、テールゲートウインドウが開閉できること。両方開ければ、後席と荷室部分がオープンになる他にはないオープンエアを楽しむことができる。

インテリアはカングーらしさ満載

インパネ

インテリアは、ルノーらしくシンプルで飾り気は少ないが、カングーの道具的雰囲気を考えると納得できるもの。オートエアコンやCDプレイヤー付ラジオ、AUX端子などのほかにクルーズコントロールも用意

室内は前2人後2人の4人乗車で、左右には各1枚のヒンジ式ドアが用意される。後席へアクセスする際は、前席を前にスライドさせて乗降することになるのだが、ドア開口部がそもそも大きいため、短めの全長の割にそれほど苦労はしない。

前席と後席間のウォークスルーはできないものの後席は左右分かれており、間の通路にはちょっとした荷物なら置くことができる。リヤゲートはカングー同様に横開き式で、ゲートウインドウはコンソールのボタン操作で電動開閉が可能だ。

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