ルノー/メガーヌ

マイチェンで魅力アップのメガーヌRS

メガーヌ・ハッチバックと同時にマイナーチェンジが実施されたルノースポール(RS)に乗ることができた。昨年限定販売されたトロフィーの足を移植した新型は、走りもトロフィーと同じ楽しさを手に入れていた。

執筆者:森口 将之




新型メガーヌのルノースポール(RS)は、3ドア左ハンドルと5ドア右ハンドルというラインナップはいままでどおり。ただしドアの数によらず同じだった価格は、5ドアが379万円なのに対し3ドアは369万円と10万円安くなった。さらに3ドアと5ドアでまったく違っていたボディカラーは、今度は同じ4色から選べるようになった。


メカニズムでは、昨年限定販売されたメガーヌ・トロフィーと同じ「シャシースポール」を標準装備したことがポイント。サスペンションはハードに締め上げられ、ブレーキにはドリルドディスクを採用。アルミホイールとタイヤは17インチから18インチに拡大されている。トロフィーの価格は404.25万円だったから、新型RSの価格は実質的にはかなりの値下げといえる。ステアリング系は以前紹介したハッチバックと同じように改良されているが、これはトロフィーにはひと足お先に採用されていたものだ。



今回乗ったのは5ドアと、3ドアに限定30台で用意されたF1チーム・リミテッドエディション。3ドアF1は、エクステリアは専用ステッカーとブラック仕上げのアルミホイールを装着。インテリアはブラック&ブルーの専用ファブリックシートとシリアルナンバー入りアルミプレートが特徴だ。価格は5ドアと同じ379万円になる。



エクステリアはハッチバックと同じように、ヘッドランプとグリル、フロントバンパーのインテーク形状、リアコンビネーションランプの分割が変わった程度で、印象はほとんど同じ。だがインテリアはかなり異なる。新型ルーテシアRSに似て、レザーのステッチやシートベルトがシルバー(RS・F1はブルー)になり、ステアリングにはオレンジのセンターマークが縫い込まれた。タコメーターの数字がしだいに大きくなるメーターもルーテシアRSと共通だ。
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