自動車保険

売りはコレ! ロードサービス徹底分析(2ページ目)

いまでは当たり前となった「ロードサービス」。その内容は、実際に利用した経験がないと、何がメリットなのか理解しづらいでしょう。そこで今回は、ロードサービスの基本的な内容と、各社の特徴を解説していきます。

執筆者:石川 英彦

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ロードサービス、各社の売りは?

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各社ロードサービスで売りにしている点があり、そこも着目してみるとよい

ロードサービスを各社一つ一つ比較してみることは必要ですが、各社の特徴、つまり“売り”に着目してみるのも面白いでしょう。

ソニー損保
各サービスに限度額がなかったり、トラブル対応の作業時間に制限がないなど、ロードサービスが売りのチューリッヒ自動車保険に迫る内容。「レンタカー費用サポート」は24時間の基本料金だけではなく、自宅あるいは目的地近くのレンタカー営業所に乗り捨てても無料です。さらに、トラブルの現場からレンタカー営業所までの交通費や、レンタカー返却後の自宅までの交通費も負担してくれます。

チューリッヒ自動車保険
自分が指定する修理工場へのレッカー移動はなんと100km。ここまで必要かどうかは別として業界最長です。ちなみに、100kmと数字で規定されていなくても、条件を満たせば100kmまで対応可能なサービスは他社にもあります。その他、トラブルにより予定していたイベントをキャンセルした場合、費用を負担してくれたり、ペット宿泊代もサポートするなど、ロードサービスを売りにしている会社ならではのユニークなサービスが特徴です。

アメリカンホームダイレクト
「ダイレクトレスキュー」というサービス名でロードサービスを展開。注目は「事故現場対応サービス」です。代理店型自動車保険でも事故時に代理店が現場まで駆けつけてくれることは稀ですが、このサービスでは現場までの距離など、所定の条件に当てはまれば、スタッフが現場に駆けつけ、事故現場対応をサポートしてくれます。

アクサダイレクト
外出して自宅のカギをなくした場合、カギ業者に開錠してもらえるサービスは珍しい。火災保険の付帯サービスには見られますが、自動車保険の付帯サービスではあまり見かけられません。
 

ロードサービスは最後の決め手に

このようにサービス内容や特徴を整理してみると、もっと比較したくなりますが、ロードサービス比較に走り過ぎないことが大切です。確かに充実したサービスは「もしも」のときに大いに役立ちます。

しかし、万が一のとき、自動車保険としてしっかり機能しなければ本末転倒です。補償内容や事故時のサポート内容をしっかりと検討して、ロードサービスは最後の選択基準とするくらいが、ちょうどよいかもしれません。
※本件ガイドが提供する記事は、特定の保険商品の募集を目的としたものではありません。また、掲載される情報の著作権は株式会社オールアバウトが有し、各国の著作権法、各種条約およびその他の法律で保護されています。
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