ロードサービスとは?

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ロードサービスは付帯サービスとして普及し、身近な存在になった

いまや自動車保険の定番サービスとなったロードサービス。ロードサービスとは、ドライブに出かけたときなど、車に起きたトラブルをその場で修復するサービスのことです。具体的には、キー閉じ込み、バッテリーあがり、パンクによるスペアタイヤの交換、ガス欠など、応急で対応可能な簡単な修理などが挙げられます。実際には、レッカー移動サービスや帰宅費用、宿泊費用など、トラブルの際に関連する様々なサービスを含め、ロードサービスと呼んでいます。

ひと昔前まではトラブルが発生した場合、近所の自動車修理店を探し、高いお金を支払い対処していました。しかし、JAFの登場によりロードサービスが一気に普及。クレジットカードの付帯サービスから、自動車保険の付帯サービスへと発展し、いまに至っています。JAFなどの会員サービスを超えるサービスを無料で受けることができるまでにも発展しています。

ロードサービス比較の着眼点

ロードサービスは多くの自動車保険に無料で付帯されているのが一般的です。ロードサービスで保険を選ぶのはナンセンスですが、その中身を知っておくことは、選び方で迷ったときの一つの選択基準になります。そこでロードサービスのどこに注目して検討すればよいのか、まとめてみました。

■サービス拠点数、指定修理工場数
自信のある保険会社は、この2つを強調しています。なぜなら、数が多いことによって対応エリアを広くカバーできるため、どこに行ったとしても安心感を演出できます。また、現場までの距離が短くなるため、迅速な対応も演出できます。

■サービス提供条件
ロードサービスを受けるための条件が設けられていることがあります。一般車両保険の付帯が条件であるサービスや、自宅からの距離により制限されるサービスもあるので確認しましょう。

■レッカー移動
自走できなくなった車をレッカー移動するサービスです。サービス対象の距離が各社で異なります。現場から保険会社指定修理工場への移動なのか、自分が指定する修理工場への移動かで、サービス対象の距離が異なります。保険会社指定修理工場への移動の場合は、「距離無制限」が標準になりつつあります。

■現場修理
キー開け、バッテリー上がり、パンクの際のスペアタイヤ交換が主な作業内容で、30分程度の軽作業としている保険会社がほとんどです。保険会社によっては、オイル・冷却水の点検補充、ボルトの締め付け、ヒューズ取り替え、サイドブレーキ固着解除というサービスがあり、これら修理に使った部品代が有料か、無料かという違いもあります。

■ガス欠 
ガス欠の際、燃料を補充してくれるサービスです。燃料は10リットルで保険期間中1回というのが通例です。

■自宅への移動交通費
自宅や目的地に向かうために必要な交通費を負担してくれます。一人当たりの限度額を設けている保険会社と、限度額なしの保険会社があります。

■緊急宿泊費
帰宅や目的地までの移動が困難になった場合、宿泊費を負担してくれます。宿泊先の指定ができないのが一般的です。一人当たりの限度額を設けている保険会社と、限度額なしの保険会社があります。

これらのサービスは、概ね各保険会社で用意されているものです。その他、修理が終わったあとに自宅まで運んでもらったり、取りに行ったりする費用を負担してくれる「修理後搬送、引き取り費用」や、トラブルの際、契約している車両と同等クラスのレンタカーを24時間無料で借りることができる「レンタカー費用」、脱輪の引き上げを助けてくれるサービスなどもあり、保険会社による取り扱いの有無、限度や条件に違いがあります。

次のページでは「ロードサービスは最後の決め手に」を紹介します。