あなたの野望にコードネームをつけよう
かつて東芝が、新型DVDプレーヤーの開発プロジェクトを「フリーダム」と名付けたのはガンダムファンの間で有名ですが、任天堂も次世代ゲーム機開発プロジェクトに「レボリューション」、マックOSでは「ラプソディ」など、開発陣が想いを込めてコードネームを付けます。これと同様、自分のチャレンジングで大胆不敵な野望には、コードネームを付けてみましょう。単なる形から入る、というやり方ではありますが、自分の想いを込めることで、もっと気持ちが高まりますし、「マイプロジェクト」として感情移入でき、愛着が強くなります。
もし子供がいるならば、名前を付けるのに相当考え抜いたことと思います。
子供に対する夢と期待を込めて、親のありったけの想いを表現した名前をつけているでしょう。
だからこそ、自分の子供はかわいいですし、その名にふさわしい人物へと成長するのです。
自分の夢や野望につけるコードネームも、子供につける名前と同じです。あなたの夢と期待を込めたコードネームをつけてこそ、情がわき、常に思い出され、取り組むことが楽しくなるのです。
愛着がわかなければ、詳細なTODOや実行プランまで掘り下げるのが面倒になり、抽象的な内容のまま、企画倒れに終わってしまいがちです。
しかしコードネームのついたプロジェクトにすることで、あなたが仕事で取り組んでいるプロジェクトのごとく、客観性と情熱を持ってプランを練ることができます。
たとえばこんなのはいかがでしょうか。
「不動産帝国10億円への道」(保有不動産を10億円、年間の手取りキャッシュフローを3千万円にする)
「億万長者プロジェクト」(アフィリエイトとネットオークションで月収100万円)
「らくらくビジネスプロデューサー作戦」(ビジネスをプロデュースし、若手経営者を募って育成する)
「トリプル永住権獲得で余裕ライフ」(3カ国で永住権を取得し好きなときに行ってゆったり暮らす)
「イナズマベストセラー作家」(毎年ベストセラーを出版し)
「ホテル・カリフォルニア」(英語をビジネスレベルまで徹底マスターし、米国・西海岸で起業する)
コードネームというほどかっこいいものではなく、結構ベタではありますが、ちょっと遊び心を加えることで、肩の力を抜いて考えられるのではないでしょうか。