簡単・コンパクトな折りたたみ機能
スティックは、その折りたたみの簡単さとコンパクトさが決め手となって購入される方も多いかと思います。実際、バギータイプなのに前後輪とも下部に来る折りたたみ機能は珍しく、さらにフレームをスタンド変わりにして安定自立を実現しているのは画期的なシステムです。では、その折りたたみ方法をご紹介していきましょう。
ワンタッチでほぼワンアクションの折りたたみ方
- 後部のハンドルを逆手に持り、開閉ロック(オレンジ色の部分)を人差し指で押し上げながらハンドルを引き上げる
- サイドの折りたたみロックが掛かったことを確認。
- そのままでもいいが、さらにコンパクトに折りたたみたいときは、折りたたみロックを内側にかける
折りたたみロックを内側にかけた状態。より、フレーム同士が密接した状態になる
ベビーカーを開くときには、前述と逆の方法を行うことになります。基本的には両手を使って行うのですが、慣れると片手でも開閉が可能かと思います。
ただし、片手で行うときにはハンドルの引き上げなどに勢いを付ける必要があるため、お子さんがベビーカーを触っていると指挟みの危険性もありますので注意しましょう。
折りたたんだままで転がせる
ベビーカーを運ぶとき、ショルダーベルトなどで転がして運ぶというのが一般的だと思います。スティックの場合は、後部のハンドルがそのまま持ち手となり、折りたたんだ状態で転がして運ぶことが出来ます。エスカレーターに乗る際などに威力を発揮しそうです。
折りたたんだ状態はどれだけコンパクト?
何も意識せずにたたんだ状態でも十分コンパクト
スティックシリーズは、折りたたんだ時にA4サイズ大のスペースに収まるということもPRポイントになっています。アップリカの商品サイトやパンフレットからでも、そのコンパクトさは十分伝わるかと思いますので、こちらではあえて「簡単に折りたたんだだけ」の状態の写真をご紹介したいと思います。
右の写真が、前述の折りたたみ方法2番までを行なった状態です。幌などを中に折り込んだりということは一切なしで、本当にただレバーを引き上げただけの状態でも、これだけスッキリとまとまっています。
折りたたみロックをさらに内側にしたり、幌をきれいに織り込むことで一層コンパクト化しますから、集合住宅などの玄関が狭いお宅でも収納しやすいのではないでしょうか。
左がプラス、右がフラット。スティック フラットは幌をきちんと折り込むことなどで、もう少しコンパクトになる
なお、同じたたみ方をスティック フラットにも行い、比較したのが右の写真。車体自体がやや大きめの分、折りたたんだ状態もやや大きくなっています。
他のスティックシリーズと比較すると、やや大きさが目立つスティック フラットですが、ベビーカー全体(とくに生後1ヶ月から使えるモデル)から見れば、かなりコンパクトになる部類です。月齢の低いうちから使いたい、リクライニング角度を重視する、片手でリクライニングさせたいという方は、スティック フラットをおすすめします。