日本で「3輪」や「エアタイヤ」のベビーカーがこれだけ浸透したのは、エアバギーなくしてはありえなかったでしょう。エアタイヤベビーカーの代名詞的存在でもある「エアバギー」についてご紹介します。


「AirBuggy」(エアバギー)は日本発のブランド

カラフルなカラーリングも人気の秘訣

カラフルなカラーリングも人気の秘訣

カラフルなラインナップや走行性能を重視した性能で、よく欧米のブランドと間違われるエアバギーですが、実は日本で企画、発売されている国内ブランド。アメリカなどでジョギングを楽しむ人向けに作られていた3輪エアタイヤ型のベビーカーをヒントに、より日本の社会環境になじむように企画され、2000年に誕生したブランドです。安全基準は欧州安全基準「EN 1888」に適合しています。

エアバギーが登場するまで、エアタイヤを採用したベビーカーは大型で重く折りたためないため、日本ではなかなか受け入れられないと思われていました。しかし折りたたみできるようにしたり、できるだけ小型化するなどの工夫によって、「むしろスタイリッシュな外観と徹底的に走行性能にこだわった機能性がいい」と受け入れられるようになり、都心部に住む人を中心に徐々に広まっていきました。

エアバギーは、タイヤの大きさによる車体の大型化や回転半径が大きくなってしまうデメリットを3輪にすることで縮小し、エアタイヤならではの振動吸収性や安定性といったメリットを最大限に味わえます。コンパクトさ、軽量化よりも、ベビーカー全体の剛性を重視しているため、公共交通機関を頻繁に利用する人にはおすすめできませんが、赤ちゃんと一緒にどこまでも歩いていけるような高い走行性能はエアバギーならでは。デコボコな路面でも静かにスイスイと進む性能は、まさに「ウォーキングベビーカー」という商品キャッチの通りです。走行性能にこだわりを持つだけに、自転車のようなきちんとしたブレーキを採用しているモデルもラインナップしています。
 

大きな重さがかかる双子用だからこそ、走行性能は大切

大きな重さがかかる双子用だからこそ、走行性能は大切

2006年には、待望の小型モデル「Air Buggy mimi」(エアバギーミミ)が発売。ホイールそのものを小径化するとともに、横幅も私鉄の広めの改札であればすんなり通れる55.5cmにするなど、より多くの人が使いやすい設計となりました。2008年にはツインシートモデル「AirBuggy mimi Double」とジョギング向けの「AirBuggy RUN」、そして2010年11月からはさらに小型軽量化し、ベビーカー、ドッグバギー、ショッピングカートと3通りの使い方ができる「AirBuggy COCO」が新発売されます。

また、エアバギーでは長年販売され続けている商品であってもユーザーの声をもとに日々改善が行なわれており、頻繁にマイナーチェンジが図られています。耐パンク性能やファブリックの質感、機能性など、パッと見には分かりにくいかもしれませんが、同じ商品名でも年々進化しているのがエアバギーなのです。


>>コンパクトな3輪ベビーカーといえば「Quinny」(クイニー)