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実は現代家族に一番大切?「心の余裕を生む家」

毎日の家事・子育て・仕事に追われているママたち。昨今の児童虐待や子どもをめぐる悲しいニュースは、日本の家庭の中からいかに「心の余裕」が失われつつあるかを物語っています。本来なら子どもや家族の元気を養う舞台であるはずの「住まい」が、イライラ・ストレスの舞台になってしまっては本末転倒です。今日は「こどもの日」。

河名 紀子

執筆者:河名 紀子

家づくりトレンド情報ガイド

「平成版・二世帯住宅」で意外と解決する?

家族

平成家族に必要なのは月並みですが「家族のだんらん」?

毎日の家事・子育て・仕事に追われているママたち。昨今の児童虐待や子どもをめぐる悲しいニュースは、日本の家庭の中からいかに「心の余裕」が失われつつあるかを物語っています。本来なら子どもや家族の元気を養う舞台であるはずの「住まい」が、イライラ・ストレスの舞台になってしまっては本末転倒です。

実は「心の余裕」は、これまで紹介した「時間」「マネー」の余裕と密に関係しており、この2つの余裕が生まれることで解消される部分も少なくありません。いつも「忙しい!」と言っていたママが家事時間が減ったことで、子どもと向き合える時間が持てたり。月々の光熱費を削減できたり、将来のリフォーム費を軽減する家を最初に建てることで、ローン返済に追われることなく、浮いたお金で家族で食事や遊びに行ってコミュニケーションを深めたり。

子育てもローン返済も負担を分割

さらに最近見直されているのが二世帯同居による「心の余裕」。住宅ローンも親子で返済することで軽くなり、また共働きなら子どもの世話を安心して親世帯に任せながら、ローン返済に貢献できます。祖父母のほうも孫と過ごすことで元気をもらい、孫も祖父母にも育てられることでストレスや悩みが分散するでしょう。この3つの余裕を生む「平成版・二世帯同居」の良さが見直されつつあります。

ダイワハウスの可変性二世帯住宅「xevoYU」

ライフサイクル

「xevoYU」ライフサイクルプランニングのイメージ図

「二世帯住宅を建てたいけど、家族構成が変わったらどうなる?」。そんな不安を軽減してくれるのが、この可変性二世帯住宅。10年、20年、30年後の家族の増減に合わせて、間取りや各個室の使い方を変えることで、何世代にもわたって長く住める「ライフサイクルプランニング」を採用しています。

外観

外観イメージ

具体的には、二世帯の個室の間に、ファミリースペースや収納・吹き抜けなどからなる「センターコア」を設置。つかず離れずのほどよい関係が保てるほか、このセンターコアはその時々の家族によって使い方に変えられるという発想。中間にクッションのようなスペースを置くことで、家族のコミュニケーションやプライバシー、変化にスムーズに対応できるというわけです。

二世帯間のベスト距離をスペースで提案

小屋裏収納

二世帯分のモノを収容できる小屋裏収納。スッキリ収納で心の余裕も生まれそう

二世帯の大家族の生活では、お風呂や冷暖房などのエネルギー消費も気になりがちですが、新設計「ハイブリッドエコロジールーフ」により、エネルギー消費が相殺ゼロになる「ネット・ゼロ・エネルギーハウス」も実現。最大9.6kWの大きな太陽光発電システムを搭載できるほか、屋根の棟違い部分に風の流れを作り出し、エアコンになるべく頼らない生活に導いてくれます。

さらにそのエアコンも、生活パターンなどに合わせて集中制御できる「エアスイート」を採用。大容量が求められる二世帯分の収納は、大型屋根を生かした小屋裏収納「メガロフト」や階段踊り場を生かした「ストックステップ」が解決してくれそうです。
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