西郷理恵子の恋愛コラム/西郷 理恵子の恋愛情報

恋愛のゴールは、結婚か?(3ページ目)

好きな人と人生を共にしたい、結婚したいと思うのは、多くの人にとって、当然のことでしょう。しかし、「結婚は恋愛のゴールである」という願望を盲目的に信じると、どういう弊害が生じるか考察してみましょう。

西郷 理恵子

執筆者:西郷 理恵子

恋愛ガイド

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弊害:期待と現実のギャップ

弊害:結婚によって、恋愛もセックスもより高次元のものへと進化し、もっとラブラブになり、もっとセックスも充実する、と考えてしまう。また、ひとたび結婚すれば、二人の関係が保障されたように考えてしまう。

激しい大恋愛の末に結婚したA
思い描いた新婚生活とのギャップに悩む人は少なくない

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さん(33歳)からは、結婚後の予想や期待が大きく違ったという戸惑いが込められた相談を受けました。

「結婚することで、彼との関係は、今よりも高次元のものへと“進化する”ように思っていました。だからこそ、結婚したかったし、世の中の多くの人の結婚理由もそうだと思っていました。しかし、夫も私も仕事が忙しい日々が続き、子どもが欲しくてもセックスする余力もなく、ベッドに入ってもお互いにすぐに寝てしまうのです。結婚後は一緒にいる時間が多くなるので、もっとイチャイチャして、セックスの回数も、もっと増えるかもしれないと密かに期待をしていたのに、むしろ逆でした」

結婚したら、法律的にも、心理的にもタガがはめられ、簡単には別れられなくなります。とはいえ、愛や絆が保障されるかといえば、それは別問題です。にもかかわらず、多くの人は恋愛をして結婚すれば、そのままの状態で保存されると思ってしまいます。
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