今年も確定申告!!来年は地震保険も検討!?
最近は自宅で気軽にパソコンから電子申告ができる
昨今は、一部税務署の土日対応や、電子申告の普及のせいか、実際に税務署に訪れてみても、あまり混んでいる印象を受けません。
それにしても昨今は申告書も手軽にネットで作成でき、申告がラクになりましたよね。私が初めて住宅購入をしたのはかれこれ12年ほど前ですが、控除を受けるべく申告書を作成する際には、電卓片手に、申告書と長時間格闘してました。なので、「申告=めんどくさい」というイメージでしたが、自動計算のおかげで、今は入力するだけで、本当に簡単になりました。
さて、このまさに申告の時期に話題になっているニュースでいうと、個人的にはニュージランドクライストチャーチ市の地震が気になっています。改めて地震の怖さを再認識する今日この頃。日本でも、首都圏でもほんとうにいつ大地震が発生するかわかりません。
住宅を購入した皆さん、地震保険に入っていますか?
そして地震保険が、確定申告の際の控除に該当しているのをご存じですか?
地震保険は所得税および住民税で控除を受けられる
導入されたのは2007年。それまでも所得税には損害保険料控除があり、火災保険や地震保険、傷害保険などの保険料を所得から差し引いて税額を軽減することができました。ただ、控除限度額が1万5000円(保険期間10年以上で満期返れい金が支払われる長期損害保険契約の場合)までで、火災保険料だけで限度額を使い切ってしまうケースが多かったのです。
そこで地震保険をもっと普及させようと、新たに控除限度額が5万円の地震保険料控除をつくったというわけです。
それまでの損害保険料控除は廃止されたので、火災保険や傷害保険は控除の対象とはならなくなりました。項目を見て、昔はあったはずだけど、と思った人も多いのではないでしょうか?(私もすっかり忘れていました)
住民税でも2008年度分から同じ制度が新設されており、控除限度額は2万5000円となっています。所得税および住民税で控除を受けられるので、メリットは大きいと言えるでしょう。
住宅ローンを借りるときには火災保険と一緒に地震保険にも加入する人が多いようですので、今一度確認してみては?なお、サラリーマンなら年末調整のときに申告すれば控除を受けられるから、忘れずに手続きしましょう。