メニューはコーヒーのみ、スイーツ・パンの持ち込みOK!
店名は能城(のうじょう)さんのお名前から。ワインレッドが美しいランプはフランス製。
このエリアが街としておもしろいのも理由のひとつ。界隈には新しい試みに挑戦している飲食店が幾つもあります。NOZY COFFEEの試みも街の人々が歓迎してくれそうですね。
「まわりにおいしいパンやスイーツのお店も多い。NOZY COFFEEはドリンクのみの提供なので、パンやスイーツの持ち込みは自由ということにしています」
豆の個性にどんな食べものを合わせるか。それはコーヒーの世界をより楽しむための大きな要素でもあります。
「たとえば、チーズケーキに合うコーヒーは?」と訊ねてみましたが、チーズケーキの酸味や量感がどんなタイプであるかによって、相性の良い銘柄はまるで異なるのですって。
NOZY COFFEEではフードペアリングのセミナーも実施。とても真剣で楽しそうです。興味を抱いたかたはぜひ気軽にご参加くださいね。
カップやフレンチプレスはボダム社製。プレスの購入も可能です。
バリスタの仕事
チーフバリスタの佐藤公倫さんは2011年のジャパン ラテアートチャンピオンシップ9位入賞の実力の持ち主。佐藤さんに理想のコーヒーの味を訊ねると、「バリスタはコーヒーをつくることはできないんですよね。コーヒーを開かせることはできるけれど。だから、豆本来の個性がよく表れているコーヒーが理想なんだと思います」
なるほど! シネッソの銀色に輝く高性能2連式マシンから抽出されたエスプレッソ(もちろんシングルオリジン)に極上マイクロフォームのミルクをのせたラテには、コーヒーの魅力が端正に花開いていました。
焙煎は菊池さんが担当。「毎日条件が違うので、データのみに頼らず、感覚を大事にしています」
女性スタッフを含めて合計4人のメンバーがそれぞれの技術とキャラクターを活かしてつくるNOZY COFFEE。その新鮮で意欲的な提案。冴えた味わい。こんな魅力溢れるコーヒー店を、私たちは心待ちにしていたのかもしれませんね。
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