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家計簿いらずの家計管理法(2ページ目)

今年から始めた家計簿に早くも挫折した方、家計簿なしで家計を管理する方法に切り替えてみては? お財布を2つ用意して、生活費とお小遣いを予算内でやりくりしましょう。

やがら 純子

執筆者:やがら 純子

マネープラン入門ガイド

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お金を分ける +1

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お金を分ける 4ステップ+1の「+1」は、カード類の扱いです。スーパーやドラッグストアのポイントカードは生活費用のお財布に入れます。銀行のキャッシュカードやクレジットカードなどは、衣服などある程度金額の張るものを買う時に使うことが多いと思われるので、おこづかい用のお財布がいいのではないかと思います。

スーパー等での支払いをクレジットカードで行っている場合は、そのカードは生活費用のお財布に入れます。

スーパーはクレジットカードで支払い、その他のお店は現金で支払うという場合は、カード使用金額の目安を考えておくといいですね。予算が週に1万円で、スーパーで7千円程度、その他で3千円くらい買い物するなどと想定したら、生活費のお財布にはカードと現金3,000円を入れます。スーパーでは、週に7千円を目安に買い物します。まずは一週間やってみた上で、比率を調整していって、自分にあった比率を見つけてください。
 

クレジットカードだから使いすぎる、は言い訳

クレジットカードだから使いすぎてしまうという人がいます。たしかに、支払いはお給料日後になるので油断してしまうというのもわからなくもありません。

そういう方々には「カードでも、きちんと金額を確認して、買い物したことを記憶に焼きつける」ということを行ってほしいと思います。焼き付けるといっても大げさなことではありません。「今月はあれとあれを買ったから、もう3万円くらい使っているはずだ。だから今日は買い物は控えよう。」と思えればいいのです。たかだか一か月程度のことなのですから、思い出せるはず。思い出せずに使いすぎてしまうという人は、カードだからと金額をろくに確認せずに買い物をしているのではないでしょうか。
 

最後に

予算を決めて、その範囲でお金を使うということは、当たり前のことです。今週はあと2,000円でなんとかしなきゃと思ったら、安い食材をムダなく使うようレシピを工夫し、ストックしてある缶詰や乾物を活用して乗り切ります。(本当に足りない時には予備費がありますから安心です。)

工夫のしがいもありますし、うまくやりくり出来た時は、「私って天才かも!」と、ゲームを攻略した時のような嬉しさを感じるものですよ。

お財布が1つだと、生活費が足りない時におこづかいから補てんしてしまい、結果として、工夫してやりくりするという行動につながりにくくなります。反対に、生活費を趣味にあててしまって家族に迷惑をかける人もいそうです。ぜひお財布を2つ用意して(高いお財布である必要はありません。生活費用は封筒でもいいくらいですね)、上手に家計管理してください。
 

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