室内に続くガレージ
1. ガレージの奥行きは5m。足元はタイル貼り。 2. 3枚の鉄製の引き違い戸がガレージと玄関ポーチを仕切る。 3. 西側から光が入る階段の下は自転車置き場。 4. 玄関ポーチは幅4m、奥行きは6.8m。 5. 1段高くなった9畳の床はモルタル金ゴテ仕上げ。 |
テラスの下はチャコールグレーのタイルが敷きつめられたガレージ「ソト」です。奥の鉄製の引き戸を開けると、部屋の半分まで同じ床材がそのまま続いています。ここも扉を開け放てば内と外の境は無くなります。部屋の真ん中で床が15cm立ち上がるこの場所は「風情を感じるところ」と名付けられた空間。北側は隣家との視線をさえぎるように黒い垂れ壁が下がり、下は透明なガラスです。その奥に見えるのは明るい色のレンガ積みの低い壁。このような要素が、落ち着ける和の空間を造り出しています。
◆建築家プロフィールと建築データ