照明・LED/照明・LED・コンセントリフォーム

照明リフォーム徹底分析1 器具の買い替え編(2ページ目)

住宅では、長く快適に住み続けるためのメンテナンスやリフォームが不可欠です。電気機器である照明器具は、設備機器や生活家電同様に寿命があり一般には8~10年程度と言われています。今回は、照明器具の取りかえ方について詳しくご紹介しています。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド


シーリングライトの取付け

丸型引掛けシーリング

写真3.丸型引掛けシーリング

シーリングライトの取付け方は器種やメーカーによって異なりますが、アダプターを引掛けシーリングに取付け、そこに器具を設置するだけのもの、木ねじで補強部材を天井に取付ける必要があるものなどがあります。

引掛けシーリングが付いていても、和室の竿縁天井や格子天井など凹凸のある天井では、器具が天井面にぴったりとつかないことがあります。その場合、器具がぐらついてしまい取付けできません。同様に配線が天井に露出している場合も取付けられないことがあります。

 

シーリング取付

写真3.シーリングライトはカバーを外して取り付ける。

取り付け作業自体はそれほど難しいわけではありませんが、間違った取付けや無理な姿勢で取り付けることから設置が不完全で、それが器具の落下事故につながる恐れもあります。

また、高齢者や、そのような作業が得意でない方で、大型の器具を交換する場合は、電気店や電気工事店などに依頼をした方が無難です。例えば、大型のシーリング器具は、大きさやカバーの素材にもよりますが、3~5kg程度あります。取付け時のカバーを外した状態でもかなりの重さのため、高所で作業するのは負担になります。

ランプ交換や清掃を行う際には自分でカバーを着脱することになるので、器具を選ぶ際にメンテナンス方法の確認も必要です。

なお、シーリングライト器具の選び方は下記の記事で詳しく説明しておりますので、ご参照いただければと思います。
シーリングライトの賢い選び方
シーリングライトの賢い使い方

※詳しい方法は、器具の取扱い説明書や照明メーカーのHPに掲載されています。取り換え作業は必ずスイッチを切ってから行って下さい。

次のページでは、ペンダントの買い替えについてご紹介します。

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