登山電車などの実費は現地で追加となるか?
登山電車の車窓に広がる絶景も楽しみ
「現地で追加料金?」とどうしてもマイナスのイメージになりますが、ガイドはむしろこの方が本当に旅行者のためを考えていると思います。
実質、同じ展望台に上がるなら、ツアー代金にあらかじめ組み込まれているか、または現地で払うかだけの違い。予定に組み込まれていれば、たとえ雨が降って何も見えなくても、旅程をこなさなければなりません。むしろなるべく予定に組み込まず、その実費を現地で払えば融通が効く分、より満足度の高い内容になるはずです。
ハイキングのレベル
自分のペースで楽しむスイスのハイキング
最近のツアーのパンフレットでは、ハイキングの難易度をマークで表したり、具体的な歩行時間を記載したり、各社いろいろ判りやすい工夫を凝らしています。
「普段あまり歩き慣れていないので、他のメンバーについていけるか心配……」という人も多いよう。スイスは山岳交通機関が発達しているので、「これ以上無理」というときには、ハイキングコースの途中から登山電車など乗り物に切り替えることができる場合もあります。
具体的にどの程度のコースを歩くのか、ツアーのパンフレットや旅行説明会などでしっかり確認しましょう。
ホテルの部屋からの眺め
ハワイがオーシャンビューなら、スイスはマウンテンビュー
実は山側の部屋の確保は、旅行会社にとってけっこう大変。スイスの山岳地帯はもともと大規模なホテルが少ない上、条件の良い部屋は毎年滞在する常連のお客様に、優先的に回したいというホテル側の事情もあります。
いろいろな困難を乗り越えてようやく「山側の客室をご用意」というツアーが実現しているので、これも見逃せないチェックポイントと言えるでしょう。