結婚のお金/結婚に必要なお金を準備しよう!

結婚式の費用分担、よくあるパターン3つ(2ページ目)

結婚式の費用を両家でどう負担し合うかは、トラブルの原因にもなりうるため難しいところ。両家で折半するなど、分担方法の一般的な事例をまじえて、結婚式にかかるお金の準備方法をご紹介します。

福一 由紀

執筆者:福一 由紀

ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与ガイド

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結婚式の費用分担、方法はおもに3つ

結婚式の費用は高額傾向。両家で費用分担をしっかり決めておきたい

結婚式は親の思いもこめられたセレモニー。こだわりと費用をしっかりと確認しておきたい

結婚式の費用分担が元で、両家がトラブルに……なんてことは、絶対に避けたいものですね。では、よくある費用分担のパターンを3つご紹介しましょう。

パターン1:折半もしくは6対4

結婚式の費用分担のパターンで一番シンプルなのが折半。両家が同額の費用を出し、その中で2人がやりくりをして結婚式を行うといったもの。中には、新婚旅行などの費用も含めて考えるところもあります。

また、地方によっては新郎側が費用をより多く負担すべきと考えるところもあります。6対4もしくは7対3という考え方もあります。これは両家でよく話し合って決めたいですね。

パターン2:参加者人数の割合で決める

披露宴の参加者人数の割合で決めるというのも多くあるパターン。特に、片方の参加者が多い場合は、人数比で費用を出し合うと公平感がでます。

パターン3:項目ごとに分担する

結婚式の費用中で、金額がかさむものに衣装代があります。特に新婦の衣装代は高額になる傾向。お色直しの回数が増えると、それだけ費用もかさみます。

衣装はこだわりを持って選びたいという新婦側の家族も多いようです。自分達で納得がいくように衣装を選び、その費用は新婦側が持つべきと思っている場合は、新婦側の衣装代は新婦側で出したいものです。

このように、項目ごとにどちらが費用を負担をするかを決めていく方法もあります。会場にこだわりたい新郎側が会場費用一式を払うなど、こだわりたいところは費用を出すという考え方ですね。

上記パターンのミックス案も

合理的な考え方として、これらのミックス案もあります。お料理や引き出物は参加者人数比で割る、新婦の衣装代は新婦側、新郎の衣装代は新郎側が負担。会場費や演出などの全般にかかる費用は折半もしくは6対4など。新婦の衣装代が高額になる傾向なので、全般にかかる費用は折半よりも6対4や7対3くらいが妥当なところかもしれません。

いずれにしても、基本はきちんと両家で話し合いをして、お互いが納得できるように決めておくことが大切です。結婚が決まり、式場を選ぶ前にこれらを決めたいものです。予算内にうまく収まる式になるよう、親からの援助やその割合などを元に式場を選ぶとよいでしょう。

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