2:システムの完成度が熟成されてきた
今回の展示会で新規に発表された製品も数多く見られたが、ミラノでコンセプトモデルとして発表したもののシステムの完成度を高め、いよいよ今年からキッチンビジネスのマーケットに売り出すという商品も数多く見られた。いわゆるデザインだけでなく、製造から販売まで一つ一つの課題を処理して熟成された商品が展示されたことも大きな特徴だ。
■ Poggenpohl
ポーゲンポール社は広大な展示ブースに3つのシリーズを展開している。話題を集めたポルシェデザインには、今回新たにカーボン繊維とガラス板のラミネートのドアデザインと新しいガラスキャビネットなどが加わった。
建築とキッチンとの融合を掲げた+ARTESIOシリーズは、水平方向のモデュールを13mmで構成し、キッチンシステムばかりでなく壁掛け式のウォールシステムや照明や空調換気までを取り込んだシーリングシステムで構成されている。
もうひとつのシステムは数年前に発表された130mm厚のハニカム構成によるワークトップと照明や電源ユニットを組み込んだウォールユニットが特徴的なシステムだ。
poggenpohl
poggenpohl
poggenpohl
ポルシェデザイン新面材と新ユニットが加わった
poggenpohl
poggenpohl +ARTESIO
poggenpohl
poggenpohl
poggenpohl
キャビネットのハニカム構造を示すPoggenpohl England社長Martin Gills氏
Elmar Duffner本社社長とポーゲンポールジャパン川島社長のツーショット