面談を調整してこない事務所は怪しいと思え
電話で相談している弁護士がどんな人なのか、心配になりませんか?一度会ってみるのは信頼関係を築くには必要です。
それだけ、電話だけの時と面談の時とではお客様自身から得られる情報が違います。本当に大切なことなのです。経済的負担は確かに少し生じるかもしれません。ですが自分がこれから進もうとする決意を固める行為にもなり、不利益ばかりではないのです。面談なしで他人事のように過ぎてしまう方がいることのほうが気になってしまいます。
そのため、私は家計再生の活動開始時から、面談のない事務所は危険と申してきました。それがきちんと規制され、義務化されるということは、お客様のメリットを考えると嬉しくてなりません。
報酬上限も決められる!
弁護士報酬は今まで自由化されており、その弁護士により料金が異なりました。任意整理など、借りたお金の金利を見直すことで和解できた場合の「解決金」は1社5万円以内、過払い金の返還では「取り戻したお金の25%以下」などと基準が設けられるのです。これまでは私がかかわる弁護士たちにはいませんでしたが、解決金1社6~7万円、過払い金の報酬として取り戻した金額の50%以上を報酬として求められるという話も聞いたことがあります。報酬は自由化といっても、顧客のメリットがほとんどない状態になっては債務整理した意味が薄れてしまいます。