自動車保険

自動車保険比較サイトは割り切って使う

比較検討する時には、パンフレットやウェブサイトの情報だけではなく、見積もりを取って保険料を比較したりするでしょう。そんな時、便利なサービスが「比較サイト」です。

執筆者:石川 英彦

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比較サイトは割り切った使い方が必要

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比較サイトでは個々の事情が反映しにくい

なにかと便利な比較サイトですが、結論から言うと「割り切って使う」ことをオススメします。理由は、見積もりサイトでは細かい見積もりができないからです。

自動車保険の見積もりを取るには、補償金額の設定や各種条件など、様々な情報が必要で、それら情報は保険会社各社で共通であるもの・そうでないものがあります。比較サイトは一括で見積もりを取得することが目的となっており、各社共通、あるいはそれに近い基本情報によって見積もるため、個々の事情を細かく反映することはできません。以下、細かい条件で見積もることができない主な項目を挙げておきます。

■年齢条件
年齢条件について少々複雑なのが現状の自動車保険です。それは年齢条件の適用範囲。運転者を家族限定にしていれば、その家族内の年齢を考えればよいですが、限定条件をつけていない場合は、年齢条件の適用が家族のみの場合と、家族以外の人も含む場合とに保険会社によって異なることがあります。アメリカンホームダイレクトのようにそもそも年齢条件を設けていない会社もあります(※契約時に家族の中で運転者を指定し、家族以外の人が乗る場合は「家族外運手者特約」をつける)。

ちなみに、この年齢条件は2011年4月以降、年齢区分の変更が各社で順次行なわれる見込みで、さらに個々の事情を反映しづらくなりそうです。各保険会社へ個別に確認することが重要になってきます。

■車両価格
車両保険の保険金額は「自動車保険の車両標準価格表」によって、設定できる金額が決まっています。ただし、その金額は例えば150万円~200万円というように、ある程度の幅があり、その範囲内で設定することができます。その車に特別な装備をしている場合は、プラスして金額を設定することも可能です。比較サイトではこのような細かいオーダーができないところがあり、古い車両になると見積もりができないこともあります。これも各保険会社に確認が必要です。

この他にも特約(オプション)などについては、共通している特約の見積もりは比較できそうですが、その他特約については各社に確認する必要があります。搭乗者傷害保険は特約で加入できる保険会社があるのに、必須加入で見積もる必要があったりなど、個々の事情に合わせるのは難しいです。
 

主な比較サイトの特徴

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比較サイトによっても項目に違いがある

各比較サイトに注目してみると、各サイトによって入力内容が異なる部分もあるため、利用するサイトの違いで、出てくる見積もりの内容も異なってきます。

比較.com
・車両保険金額の設定ができない
・ファミリーバイク特約、弁護士費用特約、身の回り品特約、代車特約の入力ができる

価格.com
・車両保険金額は任意で入力が可能
・特約の入力がない

保険スクエアBang!
・車両保険金額は任意で入力が可能
・ファミリーバイク特約、弁護士費用特約、身の回り品特約、代車特約、等級プロテクション、事故付随費用補償特約の入力が可能

インズウェブ
・車両保険金額は自動で出てくる
・搭乗者傷害保険の入力が必須
・ファミリーバイク特約の入力が可能

なお、年齢条件について各比較サイトでは、保険会社に個別に確認するようにと促しています。比較サイトは見積もりを取ることが目的なので、送付先など個人情報の入力が必要です。見積もり取得後には、各社から満期日近くになると、勧誘メールが送られてくることも覚悟しておく必要があるでしょう。

次のページでは、比較サイトと保険会社サイトの使い分けを紹介
 
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