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PS+が本当に「ダメな子」なのかを考えてみる

PlayStationNetworkの目玉サービス、PlayStation Plus。しかしながらこのサービス、非常に微妙な存在のようで…?

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド

PS3

PSNがPS3の未来を背負う?

2010年6月に始まってはや半年。
PlaystationNetwork(以下PSN)の上位に位置するサービスとしてPlaystation Plus(以下PS+)が存在することをご存知だろうか。
毎月500円課金される継続型のサービスで、毎月1本製品版タイトルが遊べる「フリープレイ」や、「ディスカウント」でダウンロードタイトルが値引きされたり、「ゲームトライアル」でPS+のみ体験版が遊べたり。

PS3ユーザーにとって様々なメリットをもたらすこのPS+だが、開始直後から心配されてきたように、「これは利用したほうが絶対に得だね!」と言えるほどの優良サービスというわけでもない。

今回はPS+の紹介をしつつ、彼が「やれば出来る子」なのか「ダメな子」なのかを考えてみたい。

急激にしぼんでいく「フリープレイ」

サービスインと共に発表されたフリープレイは『リトルビッグプラネット』だった。
近く続編が発売される、とても愛くるしい編みぐるみ“リビッツ”を主人公としたアクションゲームだ。

世界中のユーザーが作成したステージが遊べるという、ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツが声高に叫ばれた昨今ではかなり注目されたタイトルだ。
実際の売り上げは爆発的というわけではなく、「業界の注目度は高かったんだけどね」といういささかもったいないタイトルではあった。

発売から時間のたったタイトルだが、かつての注目作が自由に遊べるということで、ユーザーの期待も高かったのではないだろうか。
毎月新しいタイトルがフルパッケージで遊べるとなれば、月額500円の課金も非常にお得度が高いように思える。

そして次は『SIREN』。人気ホラーゲームの最新作だが、こちらはなんと全体の1/3の分割提供となる。続きは有料でね、ということだ。

次の注目のフリープレイタイトルは『WARHAWK』。有名FPSであり、こちらもフルパッケージとなる。
価格は3,800円。なんだか少しだけグレードダウンした気がする。

そしてゲームアーカイブスから『アークザラッド』。
これはPSNで600円で売られている。

お分かりのように、失速具合が半端ない。
一番の売りであるコンテンツがこの状態なので、その他のサービスも推して知るべし、である。

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