見えないスイッチ!?
写真3.接触型スイッチ
これは、人体の持つ電気量の変化を検知する「静電容量方式」によるスイッチで、非接触型と接触型から選ぶことができます。人間の体には、微量な電気が流れており、それに反応して、点滅切り替えを行います。
「静電容量」という言葉は聞きなれないかもしれませんが、身近なところでは、券売機などタッチパネル式の操作モニターでも使用されています。(写真3は接触型スイッチ)
非接触センサーは、センサー部分に手をかざすと、スイッチを点滅することができるシステムです。スイッチパネルに触れる必要がないため、衛生面の管理が必要な、病院や飲食店などにも適しています。(写真4)
写真4.非接触型スイッチ
一方、接触式センサーでは、金属であれば何でもスイッチすることができます。取っ手や装飾品などを用いて、スイッチ自体のデザインが工夫でき、住宅や店舗でも面白い使い方が考えられそうです。
写真5.センサユニット。中央の黒い部分に手を近付けると点滅する。
株式会社アートテックでは、この他にも、調光器やコントローラーなど、制御技術を得意とし、それら機器のカスタマイズや開発も行っています。
住宅がオートメーション化の方向にある今日、照明分野でも今後は様々なスイッチやセンサーが導入されていくのかも知れません。
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