常夏ハワイでまさかの雨降り!! そんな日はどう過ごす?
雨季にはレインボーに出合えるお楽しみも
真っ青な空の下、コバルトブルーの海でマリンスポーツにチャレンジしたり、太陽がさんさんと降り注ぐプールサイドのベッドでまったり寝転んだり…… というのがハワイの醍醐味。しかし、ハワイにも雨が降りやすい雨季があるんです。
雨季のハワイ 天候と気温、服装
いつも褐色のダイヤモンドヘッドも、雨季には草木が茂り緑色に
1年を通して温暖なハワイも、11~4月は冬にあたる季節。うち11~2月はシャワー(にわか雨)が多い雨季期です。とはいえ、1日中雨が降り続くような悪天候は稀。特にワイキキは雨が少ないエリアで、夜間~朝にシャワーが降って曇りがちでも、午後には晴れるという日がほとんどですし、天気予報で雨マークがついていても、30分ほどのシャワーが何度か降るという程度です。
1年で一番寒いのも1・2月。ホノルルの平均最低気温は18度ほどで、夜の外出には、パーカーやカーディガンなどのはおり物が必要です。日中の最高気温は25度以上あり、半袖シャツと短パンでOKです。
雨季のハワイは泳げる?
1年中貿易風が吹くカイルアビーチ。気温が低い冬は、海から上がると寒く感じるはず
雨季のハワイは、風が吹いたり曇りの時間が増えるため、プールサイドやビーチで寝そべっていると寒く感じることも。パーカーなどのはおり物があると安心です。また、プールに日が当たらない時間帯は、水温が低く入水には気合いが必要。気温が25度以上になる時間帯もあり、時間を選んでプールやビーチで遊ぶには問題はありません。
傘は日本から持っていく?
雨が降っても傘をさす習慣がないハワイで、傘を見かけるのは珍しいこと。12月のこの日、ワイキキは1日中雨でした
エリアにもよりますが、ハワイに降る雨はシャワーのようにサーっと降る程度なので、傘をさして歩く人はいません。雨が強い時は、近くの建物に入って止むのを待つといった具合。ガイドが雨季にハワイ入りする時も、日本から傘を持って行ったことはありません。
天候が心配な場合は、事前に天気予報サイトで週間予報のチェックを。雨マークがついていても、雨季期はシャワーであることがほとんど。ただし、異常気象の影響で1日中雨が降り続く日も年に数日あるようです。最近の折りたたみ傘は軽量ですし、雨マークのみが続くようなら持参してもいいでしょう。
<関連リンク>
※天気予報サイト。地名をクリックすると週間予報に変わります。
「神の恵み」「幸運の前触れ」を意味する雨
ワイキキの海にかかるダブルレインボー。ダブルレインボーに願い事をするとかなうというジンクスもある
旅行者には歓迎されない雨も、森羅万象に神が宿ると信じていた古代ハワイアンにとっては、雨の神様からの恵みを意味するもの。ハワイ語には、雨の種類や地域に降る雨など雨を表すハワイ語がいくつもあり、雨への思いを感じます。
そして、「レインボー・ステート」のニックネームをもつハワイでは、雨の後はたくさんの虹に出合えます。雨が降らなければ虹はかからない「No Rain, No Rainbow」=辛いことの後には素晴らしいことが待っているというフレーズもあり、雨は良いことが起こる前触れ。ハワイアンウエディングでも挙式中の雨は、神様の祝福だと言われています。
雨の日でも楽しめる! ハワイのおすすめプラン
お仕事ごっこが体験できるチルドレンズ・ディスカバリー・センター
せっかくのハワイです。天気の悪い日をショッピングにあてるのも結構なのですが、もっとハワイのことを知ったり、家族一緒に楽しめる時間を過ごしてみてはいかがですか? 雨の日を有意義に過ごしましょう。
ハワイ・雨の日プラン1 スパ&ネイルサロンでリフレッシュ
ワイキキの喧騒を忘れてリラックスできるザ・カハラ・ホテル&リゾートの隠れ家スパ。プライベートヴィラ9室を完備
日頃のストレスはもちろん、ハワイの紫外線を浴びて疲れた肌をリセットする、スパ、サロンのマッサージやトリートメント。ハワイのスパには恋人や夫婦で施術できるカップルルームがあり、男性向けのメニューも用意。ハワイ伝統のマッサージ「ロミロミ」を体験するのもいいですね。また、普段は忙しくてネイルをする時間が取れない人は、ネイルアートにチャレンジしても。お子さんと一緒に受けられる親子ネイルメニューを揃えるサロンも増えています。
<関連記事>
ホノルルのエステ・スパ・ロミロミ