インド入国にはビザが必要
近年、短期滞在であればベトナムや中国などはビザ不要となりましたが、インドの入国にはビザが必須です。観光ビザは通常6ヶ月有効で、ビザ申請料金は1,935円。日本では東京の場合、以前と違ってインド大使館ではなく、山手線茗荷谷駅から少し歩いたところにあるビザ申請所で申請・取得することになっています。しかし申請所や料金は、再度変更になる可能性があるので、その都度チェックすること。<関連サイト>
東京以外では、在大阪インド領事館で取得することも可能。ビザ取得代理店を利用する手段もあります。
日本からインドへのアクセス
日本(成田)からの直行便は今のところ、エアインディアかJALのデリー便のみ(直行便でないデリー便もあります)。直行便の搭乗時間は行きが8~9時間程度で帰りは7~8時間程度。空気が澄み渡る日の多い冬季は、進行方向右側の窓側席(帰りは左側)に座れば、雄大なヒマラヤ山脈がとてもよく見えます。日本からデリー以外の都市に行くには、バンコクや香港などアジアの他の都市、もしくはインド国内での乗り継ぎが必ず必要となります。ホテルなどの送迎サービスがない場合、インディラ・ガンジー国際空港からデリー市街地に行くのは、目的地に応じた料金を前もって払うプリペイド・タクシーくらいしか手立てはありません(一応、バスという手もありますが、非常にローカルなバスで時間もかかります。一般的に日本人が想像するであろう「空港シャトルバス」のようなものではありません)。
空港建物内には法外な料金を請求するニセのプリペイド・タクシーカウンターが複数あるのですが、とにかくまずは空港の「建物の外」まで出ること。正式なプリペイド・タクシーのカウンターは、建物の外にあります。ただし現在、空港が改装中でもあるため、そのカウンターは以前と違い、非常に心細い風情の小屋で妙な場所にあったりします(2009年春の時点)。今後、変わる可能性もありますが、とりあえず建物の外に出てから周囲の人に聞くといいでしょう。
市街地までの時間や料金は、ひどい渋滞問題を抱えるデリーのこと、一概には言えません。空いていれば30分程度で着く場合もありますが、時間と具体的な場所によっては1時間半ということもあり得ます。荷物量や人数、車の大きさも影響するので料金も一概には言えないのですが、250~350ルピー程度が騙されていない目安でしょう。