介護・福祉業界で働く・転職する/介護・福祉業界の転職ノウハウ

介護福祉職の求人情報の探し方・見つけ方(2ページ目)

介護福祉職の就職・転職するときの求人情報の見つけ方を解説します。「自分の可能性や真剣さを分かってくれる職場を探したい」と思われる方に、仕事を見つける手順やコツをお伝えします。

井上 ルミ子

執筆者:井上 ルミ子

介護・福祉業界で働く・転職するガイド


募集要項の注意点

介護職の一般的な募集要項には下記の項目が書かれてあります。 基本的なことと注意すべき点をしっかり確認しておきましょう。

事業所名、募集職種、雇用形態、仕事内容、応募資格、勤務地、勤務日数、勤務時間、キャリアアップ、休日休暇、給与、賞与、手当、社会保険、交通費、福利厚生など。

■基本的なこと
募集職種、雇用形態、仕事内容から業務内容をイメージし、自分のライフスタイルに合っていることを確認。雇用形態が正社員である場合、試用期間などを確認。応募資格はヘルパー2級以上が標準的。なかには取得予定者や無資格者でも掲載。

■注意すべき点
勤務時間が具体的に書かれていない場合は、早朝勤務の確認を。「3交代制あり」など勤務形態のみで具体的な勤務時間が記載されていない場合があります。早朝勤務は、始発の電車やバスと兼ねあわせた検討が必要な場合がありますので確認しておきましょう。

「夜勤勤務あり」の記載のみで回数が記載されていない場合があります。通常の夜勤は月平均4~5回といったところですが、それ以上のところは人手不足が予測されるため、事業所の基本的な運営内容を確認する必要があります。

教育制度や内容を確認。介護の基本知識や運営方針の教育、1ヶ月以上の現場指導のある事業所が理想ですが、人員不足のため教育する時間がない事業所もあります。採用前に想像していた内容と、実際現場で働いた時に受けるギャップは少なくありません。特に初心者にとっては厳しい環境となり、介護の仕事のよさを理解するまでにリタイアしてしまう可能性がありますので教育制度の内容は確認しておきましょう。

上記の条件面と同等に大切なのが、事業所側からのメッセージ記載部分。この欄を重要視している事業所は、自分たちの目指す方向性や介護信念をもって運営業務を行っているところが多いです。現場の雰囲気が読み取れるよう、事業所の理念だけでなく、その理念を実現するための具体的な取り組みやスタッフとしてあるべき姿を伝えています。

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