センターを狙うナカヤマ・ユキコちゃん
ガイド:では、新しいメンバーの方にオーディションに参加した動機も含めて自己紹介をお願いします。ナカヤマ・ユキコちゃんから。
ナカヤマ・ユキコ:
もともと高校1年生くらいからバンドのヴォーカリストを始めていたのです。でも、バンドもうまくいかなくて・・・
ガイド:
いざこざがあったり。
ナカヤマ・ユキコ:
そうなんですよ。メンバーも掛け持ちする人がいたりして、活動もなかなか進まなくて。これはもう自分できっかけを作らないと、自分の夢が叶わないのではないかと思って。たまたま本屋さんで見たオーディション雑誌にプー・ルイちゃんが載っていたのですよ。
ガイド:
オーディション雑誌というのがあるんですね・・・僕は読まないですけど。
ナカヤマ・ユキコ:
月刊であるんです。
ガイド:
そこにはどんな事が書いてあったのですか?
ナカヤマ・ユキコ:
二回見たんですよ。始めは、つばさレコーズのプー・ルイってのが写真で載っていて。えっ、何人!?とか思って、印象に残っていたんですよ。
ガイド:
ベトナムっぽいとか。
プー・ルイ:
ベトナムは初めて言われました。フランスと韓国ってよく言われます。
ナカヤマ・ユキコ:
それで、次の号でこの前見た何人か分からないプー・ルイちゃんがロック・アーティストなのにアイドルになるとか感じで。もともと私もロックのバンドをやっていたので、これはおもしろそうだなと。
ガイド:
ちょっと親近感が沸いたわけですね。
ナカヤマ・ユキコ:
そうですよね。
ガイド:
オーディションは緊張しました?
ナカヤマ・ユキコ:
緊張していたんです。
他のメンバー:
嘘だ。
ナカヤマ・ユキコ:
だいぶ、プー・ルイちゃん自身は私の事を怖がっていたみたいです。
プー・ルイ:
怖かったです・・・
みんなに「入ったらどのポジションに行きたいですか?」って聞いたのですが、いきなり「センター取ります」と面と向かって言われて・・・
ガイド:
センターのポジションを奪われるかもしれないと(笑)。でもね、強力なライバルが現れた方がいいですよね。
プー・ルイ:
ユキコちゃんは真っ先に選びました。