肩の位置をずらして収納
ギフト用に使われていた「捨てられない」リボンが使えたらラッキー
そこで最初に試してほしいのが、ハンガー掛け収納するときの吊るし方です。吊るす服を1着おきに肩の位置を下へずらして、肩先の重なりを減らします。ずらす際に、ロングサイズのS字フックや専用のフックを使うやり方もありますが、リボンを使って手軽に済ますのがお薦め。長さの調節が自在にできるので重宝です。
こうして肩先をずらすことで、ファー付きのコートもゆったり収納できて、おまけに収納量が2~3割増しになります。
たためるコートは棚にしまう
ざっくりたたんでしまうだけの簡単なやり方で
ダウンや中綿入りの服は、空気を含んで膨らんで場所をとっているはずです。そういった服は、たたむことでかえって収まりが良くなります。ついでに、厚手のセーターなども巻いて棚にしまっておけば出し入れが簡単です。
吊るす服をもっと減らす
ソフトな素材なので服の収納にはピッタリ
着たら洗濯するという夏場とは違って、冬場は汗をかくなどの汚れが少ないので、繰り返し着るという服が多くなります。そういった服を洗った服と分けてしまうという意味でも、簡易な収納ケースを利用するのも一つの手です。
巾着スタイルの収納ケースなら、使わない時はたためるので便利。ランドリーバッグとして使うなど、他の用途にも転用できるので一つあると重宝します。また、積み重ねても使える収納ケースは省スペースで、種類別に仕分けができます。フロント部分が開閉できるタイプは出し入れするのも簡単です。
ハンガー収納にした服は、選びやすくて管理もラクなのがメリットです。でも、嵩張る冬服を収納するときには、ハンガー収納する服の優先順を決めることが肝心。たためる服との仕分けでパツパツ収納の冬を上手に乗り切りましょう。