収納

冬の満タン収納を今すぐスキっと解消!

冬になると、ぶ厚い服とコートで収納スペースが満杯。パツンパツンに詰め込むと出し入れが面倒で、やがて部屋に出しっ放し。何とかしたい! その収納問題を今すぐ解決します!

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

寒い季節になって、ぶ厚いコートが収納に収まらなくなっていませんか? はみ出した服が2着から3着へと次第に増えて、部屋が狭苦しくもたついた印象になってしまいます。そんなお悩みを、今すぐすっきりと解決する片づけ方をご紹介します。


肩の位置をずらして収納

ハンガー掛け収納

ギフト用に使われていた「捨てられない」リボンが使えたらラッキー

夏場はスンナリ収まっていても、厚手の服を着る季節になると、部屋にまで服が溢れてくるというのはよくある話です。でも収納スペースは限られています。同じ収納スペースで何とか丸く収めるには、しまい方でやりくりしなければなりません。

そこで最初に試してほしいのが、ハンガー掛け収納するときの吊るし方です。吊るす服を1着おきに肩の位置を下へずらして、肩先の重なりを減らします。ずらす際に、ロングサイズのS字フックや専用のフックを使うやり方もありますが、リボンを使って手軽に済ますのがお薦め。長さの調節が自在にできるので重宝です。

こうして肩先をずらすことで、ファー付きのコートもゆったり収納できて、おまけに収納量が2~3割増しになります。


たためるコートは棚にしまう

棚収納

ざっくりたたんでしまうだけの簡単なやり方で

肩先をずらして収納しても収まりきらないという場合には、次のやり方を試してください。ハンガー掛けにした服の中で、たためるものはありませんか? これはハンガー掛け収納する服の点数を減らす作戦です。肩崩れやシワが気にならないカジュアルなコートやジャケットは、たたんで棚に収納しましょう。

ダウンや中綿入りの服は、空気を含んで膨らんで場所をとっているはずです。そういった服は、たたむことでかえって収まりが良くなります。ついでに、厚手のセーターなども巻いて棚にしまっておけば出し入れが簡単です。


吊るす服をもっと減らす

スタイルストアの収納用品

ソフトな素材なので服の収納にはピッタリ

ハンガー収納をコート優先に考えていくと、カーディガン、セーター、パンツなどハンガー掛けしなくてもすむ服がありそうです。クローゼットの中をもう一度点検してみましょう。

着たら洗濯するという夏場とは違って、冬場は汗をかくなどの汚れが少ないので、繰り返し着るという服が多くなります。そういった服を洗った服と分けてしまうという意味でも、簡易な収納ケースを利用するのも一つの手です。

巾着スタイルの収納ケースなら、使わない時はたためるので便利。ランドリーバッグとして使うなど、他の用途にも転用できるので一つあると重宝します。また、積み重ねても使える収納ケースは省スペースで、種類別に仕分けができます。フロント部分が開閉できるタイプは出し入れするのも簡単です。

ハンガー収納にした服は、選びやすくて管理もラクなのがメリットです。でも、嵩張る冬服を収納するときには、ハンガー収納する服の優先順を決めることが肝心。たためる服との仕分けでパツパツ収納の冬を上手に乗り切りましょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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