2010年がまもなく終わろうとしています。リーマン・ショックから世界経済がまだ立ち直れない中、今年もいろいろな事件・ニュースがありました。独断で選んだ今年の10大ニュースを紹介します。

10位 チリの鉱山から33人が奇跡の生還

落盤

チリの落盤事故からの救出劇は世界中が感動

8月5日、チリ北部にあるサンホセ鉱山で落盤事故が起こり、作業員33人が地下700メートルにある避難所に閉じ込められ脱出不可能に。しかし、8月22日に救助隊が地下に掘り下げたドリルに、「俺たちは地下で生きている」と書いた手紙を取り付けたため生存が確認。その後地下700メートルまで救出穴を掘る作業を進め、日本時間で10月13~14日にかけて、ついに33人全員を地下から引き上げる救出作業が完了しました。

33人はそのあと無事に各自の家に帰りましたが、しばらくはイギリスのプロサッカーに招待されるなどセレブ待遇が続いていました。今後は地下における69日間の生活の様子を描いた本の出版や、映画製作などが予定されています。

9位 人民元切り上げ

中国はその通貨・人民元のレートを米ドルに対して固定していたため、「経済力に見合ったレートになっていない」として、アメリカを始めとする諸外国から人民元切り上げ・流動化への圧力が高まっていました。

そのため、6月19日、ついに中国政府は人民元の切り上げを発表。それまでは1ドル=6.83元で固定されていた元・ドル相場ですが、その後少しずつ元が上昇し、12月10日現在は1ドル=6.66元になっています。

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8位 メキシコ湾で原油流出

4月20日、アメリカルイジアナ州沖のメキシコ湾にある、英BP社の海底油田掘削施設で大爆発が起こり、それ以後毎日1万5000キロリットルとも言われる膨大な量の原油が、海に流出しました。

BP社はその後様々な封じ込め作業を進めるも、なかなか成功せず。しかし、7月15日、ついに原油を封じ込めることに成功。実に事故発生から3ヶ月近くも経った後です。

原油の流出は止まりましたが、賠償問題や生態系への影響など、まだまだ後処理問題が残されています。

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