テクノポップ/アーティストインタヴュー

アマリリス再発!アリスセイラーさん携帯インタヴュー(2ページ目)

孤高の存在、アマリリスの音源が『アマリリス名曲大全集』としてリマスタリングで12月15日に復刻リリース! アリスセイラーさんが語るアマリリス時代から現在に至る秘密のお話。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

アマリリス結成!

アリスセイラー:
はい。
バンドを結成した時にアマリリスという名前をつけていました。私が「バンドやってみたい」って当時大ファンだった、のいづんずりのリーダーの福田君に相談したら、「じゃあ一緒にやろう。ドラムやってみたかったんだ」と言って、安田謙一君とスマッシュヒッツの天王寺ハルヲ君を連れて来てくれて。私は詩を書く少女だったのでみんなのインプロに合わせて適当に自作の詩を唄っていました。

ガイド:
戸川純ちゃんが参加したのいづんずりのアルバム『抱擁』は、持っています。1985年のアルバムなので、時系列的にはちょっと後の話ですけど。

アリスセイラー:
のいづんずりはアルバムが出る以前のライヴが、俄然よくて。ヴォーカルのイガミ君のかっこよさを越える人に未だに出会ってません。バンドを始めた時は早くイガミ君に認めてほしい!と思ってましたねー。

孤高の存在、アマリリス

ガイド:ライヴ、見たことないのが残念です。基本的にアヴァンギャルド的なモノが好きだったのですか?

アリスセイラー:
アヴァンギャルドなものが大好きでしたよ。

ガイド:
でも、福田さんはすぐに脱退されたので、安田さんとハルヲさんとの3人組になるんですよね。結果、アリスセイラーさんはドラムも叩かれていたんですね。

アリスセイラー:
私、やるやるー。みたいな。なにも考えてなかったです…。

ガイド:
安田謙一さんは音楽評論家としても有名な方ですね~。メンバー間で音楽性については結構一致していたのでしょうか?

アリスセイラー:
メンバーの好きな音楽がまたバラバラで。そこがよかったんだと思います。

ガイド:
アマリリスって敢えて言えば、アヴァンギャルドですが、(もちろんいい意味で)孤高の存在って感じがします。

アリスセイラー:
孤高の存在でしたねー。もろに悪口言われたり、評価も真っ二つでした。現在においても悪口こそ言われませんが一匹狼ですね。先週ベアーズでもらったモタコちゃん達の「こんがりおんがく」のフライヤー見てたら、仲間達!みたいな、うらやまし感が。

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