取り上げるつもりはなかったけど……
個性的なデザインのジュークの売れ行きが好調である。私は全く受け付けないデザインなのだけれど、デビュー時の紹介レビューを見て頂ければ解るとおり、好む人も嫌いな人と同じくらい居ると思う。実際、ジュークを買っているユーザー層は若い年代から60歳代まで幅広いそうな(名義だけ?)。
そのジュークにターボエンジンと4WDモデルを追加した。あまり興味なかったが、乗ってビックリ! 予想していたよりずっと気合いが入っており楽しい。しかも凝ったメカニズムを採用していた。久々のスポーティなターボです。取り上げる予定じゃなかったものの、急遽紹介したいと思う。
ドイツ流の直噴+ターボ
まずエンジン。何とドイツ車が盛んに採用し始めた直噴+ターボを採用。シリンダー内に直接燃料を噴射する直噴はターボとの相性が良く、パワーと燃費を高い次元で両立出来る。けれど技術的にレベル高く、コストも掛かってしまう。そんなことから日本の自動車メーカーは興味を示しておらず。
日本の場合、エコを追求するならパワーも諦める。けれどアウトバーンのあるドイツは、出力をキープしながら燃料喰わないような技術を考えるワケ。ジュークの直噴ターボはドイツ流。街中など常用時に1.8リッターの燃費。アクセル踏めば2.5リッター並のパワーを引き出す。