デキはいいものの、面白味に欠ける…

最近の日産車は薄味である。自動車として良いか悪いかと聞かれれば、これといった弱点を持たず「悪い」の反対にあると思う。けれど「楽しいか?」とか「良いか?」と聞かれたら「う~ん」とウナッてしまう。個性がないのだ。新型ウイングロードのハンドルを握りながら「こういったクルマをどう紹介したらいいだろう」と大いに悩む。とりあえず客観的なクルマの評価からしてみたい。

デザイン的にも存在感があり、若者向けになっている
まずエンジン。Dレンジをセレクトしてアクセルを踏み込むと、低回転域からしっかりトルクが出ている。1,5リッターと1,8リッター両方を試してみたが、いずれも排気量なりのトルク感を持つ。大雑把なイメージとしちゃ1,5リッターが「これで十分でしょう」程度。1,8リッターだと「けっこう元気いいですね」という具合。普通に乗るなら1,5リッターで何ら文句なし。

自動車趣味人的に評価するなら「4500回転以上回すとエンジン音&振動が気になってくる」とか「高回転まで引っ張ってもパワーの盛り上がり無い」となるが、普通のユーザーはそんな回転域まで使わないから問題なかろう。むしろCVTの滑らかな加速感や、4000回転以下のエンジン音についちゃ好ましいと思えるほど。1,8リッターなら一段と余裕あり「乗りやすい」と感じるハズ。