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携帯ナビのノウハウを活かしたカーナビタイム登場

携帯ナビのナビタイムが、車載専用の通信ナビ、カーナビタイムをリリースした。はたして、その実力は?

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

ナビタイムからPNDが登場

カロッツェリア・エアーナビ、サンヨー・ゴリラプラス、イクリプスライト……。通信機能に対応したPNDが増えている。そんななか、携帯ナビで実績のあるナビタイムも、PNDに参入した。名付けて「カーナビタイム」。その実力を、通信機能を中心に確かめてみた。
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ナビタイム初のPND、カーナビタイムWND-01Kは43800円。モニターサイズは5型ワイド。


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沼津を過ぎたところで渋滞が…

試したのは、10月のある週末。大阪へ向かったときだ。東京出発が10時を過ぎたころだったので、東名高速は混んでいるものの渋滞まではしていない。ただし、運転に不慣れなドライバーが多い週末は事故が多いので、いつ何時、渋滞するかわからない…。案の定、沼津を過ぎたところで渋滞の情報が。電光掲示板には「8キロ55分」の文字が!

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道路交通情報を見られる

カーナビタイムなら、ここで渋滞箇所をチェックできる。道路交通情報を開くと、渋滞や規制箇所のリストが出てくるので該当箇所の「地図で確認」ボタンにタッチしてみればいい。この情報は通信を利用したオンデマンドVICSのもの。NAVITIMEやEZ助手席ナビを利用しているユーザーのプローブ情報も、渋滞情報に反映されるという。

渋滞を考慮して自動的にリルート

ここでカーナビタイムが反応した。渋滞を回避するべく、いったん富士ICで降りるルートを引き直したのだ。
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渋滞を考慮し自動的にリルート


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一般道から東名高速を見てみると激しい渋滞中

そのまま高速を走っていた場合と直接比較できたわけではないので、どちらのほうが速いかはわからない。が、一般道は比較的空いていて、すいすい走れる。途中、高速が見える場所があったが、渋滞でほとんど動いていない状態。なんだか優越感である。

もちろん、いったん降りて、また乗り直すのだから、高速料金は増える。週末だったから、1000円が2000円へと倍増(実際は大都市近郊区間を走っているから倍ではないが)である。それでも、お金に換えてでも時間を取るという人には、有効な機能といえるだろう。
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