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サンヨー・ゴリラNV-SD730DTを実走行テスト

人気のポータブルナビ「サンヨー・ゴリラ」の最新モデル、NV-SD730DTの走行インプレッションをお届け!

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

最新ゴリラを実走行チェック

サンヨーがポータブルナビ=ゴリラの09年ニューモデルとして7型ワイドモニター採用のNV-SD730DTと5.2型ワイドモニター採用のNV-SB540DT&NV-SB530DTの計3モデルを発表したことは以前の記事でお伝えしたが、NV-SD730DTの実機でテスト走行することができたので、インプレッションをお伝えしたいと思う。
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8GB SSDを搭載したポータブル・メモリーナビ、サンヨー「ゴリラ」NV-SD730DT(オープン価格)

サンヨー・ゴリラのニューモデルで、昨年モデルと大きく変わったところは、地図データ用のフラッシュメモリー=SSDを4GBから8GBへ倍増したことなどいろいろあるが、もっとも気になるのは、GG(ゴリラジャイロ)の搭載。上下方向、左右方向の2つのジャイロセンサーと加速度センサーの3つの高感度センサーにより実際のクルマの動きを検知し、GPSの信号が受信できない場所での測位を補うことができる。PNDの一般的な弱点は自車位置の測位精度といわれているが、その弱点を克服する装備である。

ゴリラジャイロの効果は絶大だ!

高速の高架道の下やトンネルなど、GPS受信が困難な道を中心に走行してみたが、その効果は抜群だ。まず走ってみたのは、東京・お台場から羽田空港方面へと向かうトンネル。このトンネルは潜ったあとに左に90度方向を変える。一般的なPNDなら、トンネルに入ってほどなく、GPSの信号を見失って自車マークが止まってしまうところ。また、GPS信号を見失う直前の車速を参考に位置を予測するタイプのPNDも、自車マークは直進方向の道にマッチングすることが多い。

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トンネル内でも自車位置を正確に表示する
ところがNV-SD730DTの場合は、トンネルに入ったあとも自車マークがスムーズに動いている。カーブにさしかかった時に自車位置が直進しかけ、いったん逆方向の道にマッチングするということはあったが、すぐに正確な道にマップマッチングし直したあたりは、地図データとGGやGPSからのデータを照合して演算処理する能力が優れているのだろう。カーブの最中にカーナビの画面をじっくり見ている人などいないだろうから、実際の走行では何の問題もなく、正確な案内が受けられるはずだ。

NV-SB540DTの測位性能もチェック

機種をNV-SB540DTに変えて、東京・環八の井荻トンネルも走行してみた。この外回りは、トンネルに入って長い直線を走った後、トンネル内で直進方向と右方向の緩いカーブの二股に分かれる。さらに右方向に進むと環八本線方向と側道方向に分かれるので、ハイブリッド測位を行うフルナビでも、正確に自車位置を表示できないこともある場所だ。

さすがに、ここではGGを搭載しているといえども、完璧とはいえなかった。GPS信号を受信できない状態で長い直線を走るので、実際にクルマが動いた距離とセンサーの情報から割り出した距離の誤差が生じたようで、二股を右方向に進んでも、自車マークは直進方向に進んだ。

しかし、間違いに気づいた後の復帰は素早く、側道方向に進んでトンネルから出る前には自車マークが正確な位置に復帰していたのはさすが。実は、この場所では他社のPNDもいろいろ試してみているが。トンネルの中で自車マークが動かなくなってしまい、二股の案内をできないものなどさまざま。その中では、測位精度の高さはトップクラスといってもいいと思う。

次ページはなぜ測位精度が重要か
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