収納

これが服の収納ルール!ガイド実践中(3ページ目)

クローゼットは、自分の生きかたが顕れる場所。服がいっぱいあっても着ていく服がないと感じるのは、曖昧な自分のせい?!服の整理整頓を通して、自分を見つめ直してみませんか。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

ルール3:着る服・要る服だけしまう

そもそも、クローゼットの中に死蔵服があってはいけません。

クローゼットには服が詰まっているのに着る服がないという悩みは、どうでもいい服がありすぎることからくるのです。
近ごろ出番が少なくて気になる服があったら、明日着て出掛ける?と自分に問いかけてみてください。
サイズが合わないとか型が古い、着心地が悪いといった理由で、あまり活用できないまましまわれている服がありませんか?
ワンピース・コーナー。左のラックにはマフラー、また着るニットを。
それでも「いつか」「もしも」....など曖昧な気持ちが浮かぶようなら、それは死蔵服。
こういった「いつか着るかも、何だかもったいないから....」という死蔵服と、活用できる服とが一緒になっていることが悩みのもと。

服をあれこれ取り出しては着て、そして取り替えて、どれもしっくりとこないときは悲しくなります。
反対に着ていく服がスパっと選べる日は、いい予感がするもの。そんな良い日をイメージしながら、服のしまい方を改良してみましょう。

誰もが服を選びやすいクローゼットの条件は、次の3つ。
タンスや棚を使って服をしまうときも同じです。

すはら流の収納術を1冊の本にまとめました。服の収納法は、本棚でもキッチンでも家中で応用できます!
・「着る服と要る服」だけしまう
・服は「吊す」か「たたむ」
・ひと目で服の在りかが分かる


この条件を今すぐに100%充たす必要はありません。
手始めに、クローゼットやタンスに掛かっているハンガーの本数を数えてみてください。服を何着持っているかなんて、普段は意識していないもの。
まずは、手持ちの服を数字で認識してみましょう。ジャケットは?スカートは?シャツは? あらためて自分の服を見つめると、手持ち服の傾向が次第に見えてきます。多すぎるアイテム、足りないアイテムなど。
自分のモノなのに知らなかったことが、少しずつ分かってきますよ。

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