居心地の悪い部屋は雑然とする
寝たときに頭の位置が部屋の扉に近いと、落ち着いて眠れないものです |
でも、よく観察してみると次のような問題点が見つかります。
- 右壁に沿って置いた家具の並びでは、背の高さの凸凹が見た目に気になって落ち着かない(図面では高さが表示されていませんが、右奥の棚は背が高く、その隣の家具は低く、さらに並びのデスクの高さの違いによってできる凹凸)
- テーブルは床に座って使う高さなので、そこに座ったときに背の高い家具が脇にあると落ち着かない
- デスクとクローゼットの扉の位置が近いので、モノの出し入れが面倒になって扉を開けなくなる可能性がある
- 部屋の扉の左側に無意味な空きスペースによって、メリハリのない緩んだ空気になる。
- 無用な空きスペースができると、そこに家具を買い足したくなって、モノの多い雑然として部屋につながりやすい
高さや奥行きの違う家具を並べることによってできる凹凸というのは、それだけで部屋を雑然と見せてしまいます。そして、くつろげないとか落ち着かないと感じる部屋は、暮らし方も雑になりがちで、使ったままや出したままのモノも増えてしまうのです。
さらにもうひとつ、片づかない部屋につながる家具レイアウトの例をご覧ください。