和洋中のバラエティに富んだ料理を楽しむことが日本の食生活の特徴。たとえ食器へのこだわりが小さくても、皿、小鉢、茶碗、カップなど料理に合わせて少なくとも3、4種類程度の食器を持っていることでしょう。そして、食器の数となると数十点から数百点まで千差万別です。

所有している食器の数が多くても少なくても普段使っている食器となると、その種類や数は限定されていることが多いもの。こうした普段使いの食器だけは、キッチンの中でも調理の場所に近くて取り出しやすい位置に仕舞っておけたら、さぞや便利。おまけに洗った後の片付けも面倒がらずに出来そう。

この際、食器は食器棚に仕舞うものという先入観を棚上げにして、何処に食器があたら使いやすいか考えてみませんか? キッチンに備え付けの収納スペースだって、もっと活用できます。さらに100円グッズを使えば食器棚に頼らなくても大丈夫!

キッチンによくある引き出し

 
近頃のオール引き出し収納のキッチンを除けば、たいがいのキッチンでは、流しとレンジの間に調理台のスペースがあって3、4段の引き出しキャビネットがついています。

その引き出しの最上段は浅めにできているので小物収納向き。一方で最下段は深めの引き出しになっていて、密閉容器やブレンダーのような調理器具など嵩張るモノの収納向き。それらの中間にある引き出しの深さは15cm程で、調理小物のほかラップや布巾、チャック袋などの収納に使われることの多い場所。この中間にある引き出しこそ、食器を収納するには絶好のポジションです。

流しにもレンジにも近いから、盛り付け片付けの作業の最短距離にあることになります。さらに程良い深さの引き出しが、食器の収納に適しています。重ねた皿なら5、6枚、茶碗や小鉢類2、3段重ねで入るため、取り出しやすく壊れにくいというわけです。加えて、引き出せば上から食器を全て見下ろせるから、奥にしまったままの出番待ちの食器がなくなります。ただし、引き出しの開閉で食器同士がぶつかって破損しないよう、底面には滑り留めのマットを敷いておくことをお薦めします。

ちょっと使いにくい吊り戸棚

 
調理台の上に吊り戸棚がついているなら、ここに食器を入れてみては? ここに仕舞う食器としては、丼、大鉢、ティーポットなど引き出しには入らない物を仕舞います。

自分の背丈ほどの位置にある棚なら、食器を出したり仕舞ったりする動作くらいは、あまり苦になりません。但し、奥行きのある吊り戸棚なら手前の一列だけに普段使いの食器を仕舞うこと。背伸びをしても奥までは手が届きません。棚の奥の方には、来客用のティーセットや引き出物で頂いた食器など使用頻度の低いモノを仕舞いましょう。

さらに100円グッズを使うと……。