長楽園で美食を満喫!
食事に配慮のある宿では、よくあるパターンですが、長楽園の夕食でも、最初からテーブルに出ているのは、鍋物の他は、前菜や酢の物などの冷たいものだけ。暖かい料理は、後から一品一品運ばれて来ます。いつものように、格安プランで泊まったせいもあり、器はシンプルな物が多かったのですが、テーブルやお盆などは、彫が入っていたりして、流石は高級旅館という感じ。大旅館では冷たい天ぷらが平然と出て来ますが、ここではそんな心配は無用です。しかも、松茸の姿まであり、ちょっと感動。翌朝になって分かったのですが、一番奥の窓から見える庭園の緑がまるで絵のようで、本当に驚きました。
長楽園は接客が素晴らしく、今年泊まったのも、昨年のGWに対応が良さそうなのを外から見て、是非泊まろうと思って来たのです。玄関の係員の方の対応は、本当に素晴らしく期待通りでしたが、宿のすべての方の対応が良いのには驚きました。なぜそう感じるのか、観察して分かった部分もあったのですが、分からない事もありました。特に、レストランの方は、宿泊客の浴衣と同じ柄の制服を着ており、宿泊客に溶け込んだ状態で黙々と仕事をしているのに、全般的には良い印象を放っていたのが、本当に不思議でした。
次ページで、長楽園の部屋をご紹介します。