メキシコ/メキシコ基本情報

メキシコ航空券

アメリカと隣接するメキシコはラテンアメリカのなかでも最もアクセスのよい国のうちのひとつ。日本からは週4便のアエロメヒコ直通便のほか、多くの航空会社が就航しています。航空券購入時に参考にしていただけるように、各航空会社の特徴について説明します。

長屋 美保

執筆者:長屋 美保

メキシコガイド

メキシコ行きの航空会社の選び方

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メキシコシティ、ベニート・フアレス国際空港第2ターミナル  
写真提供:H.I.S.メキシコシティ支店

日本から遠いラテンアメリカのなかでも、アメリカの隣だけあり、実はアクセスが良い国、メキシコ。日本からの直通便は、メキシコの航空会社=アエロメヒコが週3便出ているほか、経由便ではアメリカ系、アジア系を含めて多くの航空会社が就航しています。

アエロメヒコの直通便は運行時間が短くて乗り換えがないのが便利ですが、値段の面から言えばアメリカ系の航空会社が圧倒的に安いし、全日空や日本航空といった日系の会社はアメリカ系の航空会社と乗り継ぎの便利さや運行時間にそれほど差はありませんが、乳幼児用簡易ベッド数が多いなど子連れにも対応したきめ細やかなサービスが好評……というように、利点もそれぞれ。旅のニーズによって航空会社を選ぶようにしましょう。

最も安くメキシコに行く手段としては、ロサンゼルスまで格安航空券で行き、そのあと陸路(バスかレンタカー)でメキシコの北端の都市=ティファナに入るという方法があります。しかし、北部中心に旅したい人にはいいかもしれませんが、目的地がメキシコシティ以南の場合には、あまりに遠すぎるのでおすすめできません。もちろん、ロサンゼルスから、アエロメヒコ、ユナイテッド、アラスカ航空を使って空路でメキシコ内陸方面に行くこともできますし、ティファナからアエロメヒコボラリスインテルジェットといった国内航空を使って安く移動することもできますが、メキシコを旅慣れていない人には不向きです。

ここでは、日本からメキシコへの渡航によく利用されている航空会社をあげていきましょう。

アエロメヒコ

メキシコと日本を結ぶ唯一の直行便で、週4便出ています。所要時間は約11時間。アメリカでの乗り換えもなく便利。料金も高めですが、キャンペーン期間中に公式サイトより航空券を購入すると、お得な場合があります。
公式サイト>>>アエロメヒコ/スカイチーム

日本航空

ロス経由(成田発)、サンフランシスコ経由(羽田発)があり、日系航空会社ということで安心感があります。

公式サイト>>>日本航空/ワンワールド

全日空

ロス経由(羽田発)、サンフランシスコ経由(成田発)があります。ユナイテッド航空との共同運行。

公式サイト>>>全日空/スターアライアンス

ユナイテッド航空

成田発と関空発があるのが魅力。一年オープン(帰国の日付変更可能)の航空券を格安で販売しているため、長期滞在予定の旅行者や、留学生などから人気です。

公式サイト>>>ユナイテッド航空/スターアライアンス

コンチネンタル航空

アメリカ系航空のなかでも、最もメキシコ国内就航都市数が多い。メキシコシティのほかトルーカ、オアハカ、モンテレイ、メリダ、モレーリア、カンクン、コスメルまで就航しています。

公式サイト>>>コンチネンタル航空/スターアライアンス

アメリカン航空

コンチネンタル航空に続いて、メキシコ各都市(メキシコシティ、カンクン、サンルイスポトシ、モンテレイ、グアダラハラ)に就航しています。経由地ダラスでの乗り継ぎもよく、経由地で荷物のピックアップ不要のITIサービス(インターナショナル・トゥ・インターナショナル)を導入しているため、最終目的地まで荷物の心配なく楽に移動できます。

公式サイト>>>アメリカン航空/ワンワールド

エアカナダ

乗り継ぎを含めると23時間くらいかかってしまいますが、アエロメヒコよりも安く、アメリカを経由したくない人に選ばれています。

公式サイト>>>エアカナダ/スターアライアンス


今回の記事の作成には、HIS(エイチアイエス)メキシコシティ支店所長の島津裕太さんに、ご協力いただきました。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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