乗り心地は上々

リヤビュー

エクステリアでは、横基調のグリルながら内部に突起を感じさせる縦基調を加えることで力強さを増したフロントマスクが印象的。新形状のルーフスポイラーや新意匠の17インチアルミホイールの採用もニュースだ

足まわりについてはリヤダンパー、前後サスペンションのチューニングレベルにとどまるが、マイナーチェンジ前よりもフラットライドな乗り心地になっている。ハンドリングについても元々、低重心なボクサーエンジンのおかげで重心高が低く、急なコーナーでも安心してステアリングを握れたが、剛性が高まっていることもあり安心感がより高まっている。ノーズは適度に軽いのに安定感のある走りは、雪道など厳しい路面条件でも威力を発揮してくれるはずだ。

走りであえて注文を付けるなら、もう少し静粛性が高いといいかなという程度。100km/hくらいでもラジオの音をかなり上げないと聞き取れなくなってしまう。

インテリアの質感が向上

インパネ

インテリアの基本造形はもちろん変わらないが、表面積が大きく感じるパネルにソフトフィール塗装を施すことで質感の向上を果たしている。スポーツルミネセントメーターにはイグニッションオンで針が振り切って戻るスイープ機能付き

低速トルクの細さに加えて、インテリアの質感不足もフォレスターで不満に思う大きなポイントだった。造形はもちろん変わらないが、ソフトフィール塗装をパネルに施すことで、プラスチッキーで少し寂しいなと思わせた見た目がよくなっている。また、もし余裕があるなら欲しいのが2.0XSにオプションで、それ以上の上位グレードに標準のスポーツルミネセントメーターだ。スポーティ感と質感アップに大きな貢献をしてくれる。

従来モデルでもNAの比率が高かったというが、新ボクサーエンジンを搭載したマイナー後モデルは、最大のウィークポイントを克服したことでかなり魅力が高まったといえるだろう。今回の実燃費は、約365kmを走り、12.3km/Lだった。高速道路が多かったが、とくにエコランに徹したのではないことを考えると立派だろう。ライバルはエクストレイルやRVR、CR-V、RAV4など数多い。フォレスターは素直な運動特性と、大人4人が快適に移動できて、荷物も積める。雪道でも安心となると十分に高い魅力を秘めている。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。