7つの基本ファクターを詳しく解説!1~3
1.動線計画をどうしますか?平面の間取りをどう動いて日常生活をすごすかを考えることが動線計画です。動線は、回り道でも近道でもいいのです。ちなみに日本の昔の家は回れる平面でした。機能的に考えることも大切ですが、家族のなにげない会話が生まれる動線をつくることも大切です。
2.共用と専用はどう考えますか?
すまいには家族で共有するパブリックゾーンと、個人で専用するプライベートゾーンの2種類があります。この2つをつなぐポイントは廊下にあります。間取りを考える際は廊下の位置に注意することです。
廊下のない間取り
廊下がないと家族とのコミュニケーションがすぐとれる。しかし逆にわずらわしく感じてしまうこともある。
廊下のある間取り
1階のパブリックゾーンと2階のプライベートゾーンを廊下を設けて分ける。
太陽高度のチェック
夏と冬の太陽高度には倍以上の差があります。冬至において室内の採光はどの位とれるかをチェックすることが重要です。それによって窓の位置と大きさの検討が必要になります。