ふたりで学ぶマネー術/ふたりで学ぶマネー術

料理も夫婦の愛も冷やさない! 調理時間と費用の関係(3ページ目)

「おうちごはん」「内食(うちしょく)」「弁当男子」など……、自宅で夕食を食べる人が増えています。 みんなはどれくらい料理に時間をかけているのでしょうか? 今回は、料理にかける時間と費用についてご紹介します!

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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調理にかける時間、どれくらい?


 
画像2

お湯で茹でるのと、電子レンジどちらがいい?

調理にかける時間は、皆さんどれくらいなのでしょうか? 東京電力「TEPCOくらしのラボ」の調査によると、平日の夕食にかける調理時間は、「30分以上1時間未満」の人が50%、全体の78%の人が1時間未満という結果でした。仕事から疲れて帰って買い物をしたり、夕食の支度をしたりするのは、なかなか大変です。調理時間を短く、手際よくするには、どうしたらいいでしょうか?

■調理の時短&節約の鍵を握るのは?
そこで活躍するのが電子レンジです。かつては、冷めた料理の温め直しや、冷凍食材・食品の解凍や温め、という印象でしたが、最近は使い方も多様化しているようです。ガイド平野も今年電子レンジを買い換える際に、スチーム機能やヘルシー機能などが格段に進化していて、どれにしようか迷うくらいでした。

最近、時短テクニックが人気だそうですが、よく登場するのが電子レンジを使った下ごしらえです。前出の調査で、電子レンジで野菜の下ごしらえをしている人に、その理由を尋ねたところ、最も割合が多かったのは「時間が短縮できるから」(91%)でしたが、「茹でるよりも栄養価が残りやすいと思うから」(57%)、「加熱中に他の作業ができるから」(56%)といった理由を挙げた人もいました。限られた時間内で効率的に調理をしたり、後片付けをしたりするためには、電子レンジでの下ごしらえは欠かせないようです。

■電子レンジ、+アルファの効果も期待!
電子レンジで下ごしらえをすると、時短に役立つことはなんとなく分かったのですが、実際の光熱費はどうなのでしょうか? 同調査では、野菜を茹でた場合とレンジを使った場合を比較する実験も行っています。
図1

※東京電力TEPCOくらしのラボ「電子レンジの使用実態と意識に関する調査」(2010年8月)のデータをもとにガイド平野がグラフ作成【クリックで拡大表示します】

火の通りやすさが異なる食材(じゃがいも、にんじん、ブロッコリー、小松菜)について実験していますが、どれも電子レンジの方が茹でるよりも半分以下の所要時間でした。茹でる前にお湯を沸かす場合は、さらに時間がかかりそうですね。また、コストは圧倒的に電子レンジの方が安く済んでいることが分かりました。さらに、栄養価も茹でた場合よりも多く残せるとなると、さらに電子レンジを活用したくなりますね!

>>男子厨房に入るべし!? 夫婦円満の秘訣は夫の手料理!
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