いかに含まれる栄養素

■良質なたんぱく質とアミノ酸
いかは良質なたんぱく質を多く含み、脂質が少ない食材です。エネルギーもするめいかで100gあたり88kcalと大変低いので、体重増加を気にしている方にはお勧め。また体内では合成できず食物からしか摂取することができない必須アミノ酸の中でもリジンを多く含んでいます。リジンは主に抗体、ホルモン、酵素などを作り出すのに必要なアミノ酸です。

栄養ドリンクではおなじみのタウリン

栄養ドリンクでは疲労回復効果としておなじみのタウリン

■生活習慣病の予防にタウリン
いかにはタウリンが多く含まれており、血中コレステロール値を下げ、中性脂肪を少なくするほか、肝機能の働きを高め、糖尿病、高血圧症、動脈硬化などの生活習慣病の予防にも効果があります。



■いか墨やワタに豊富なビタミン
細胞の再生やエネルギー代謝を促すビタミンB2のほか、特にいか墨にはビタミンEも豊富に含まれています。ビタミンEは抗酸化ビタミンとも言われ動脈硬化を予防し、コレステロールを減少させる働きがあります。他にも肌のしわやくすみをなくしたり、頭痛や肩こり、冷え性などの症状を緩和したりもします。

内臓も一緒に食べるほたるいかは、ワタの部分にビタミンAを豊富に含んでいます。肌の新陳代謝を上げ、粘膜を強化する働きがあるので肌トラブルに悩んでいる方、目をいたわりたい方にはお勧めの食材です。


いかの選び方

水揚げしたばかりのいかは体が透明で斑点が黒に近い濃い茶色をしており、時間がたつとともに体全体が茶褐色、そして乳白色に変わってきます。この色の変化が鮮度の目安になります。5つのポイントに留意して選んでみましょう。
  • 身が半透明の黒褐色
  • 全体的に瑞々しさがある
  • 張りがあり弾力もある
  • 胴体の真ん中がへたっていないもの
  • 目が黒く澄んではっきりとし高く盛り上がっているもの
ほたるいかは、スーパーなどでは釜揚げした状態で販売されています。身がふっくらしてつやのあるものを選びましょう。


いかの保存方法

ワタが入ったまま保存しておくと傷みが早くなります

ワタが入ったまま保存すると傷みが早くなります

  • 買ってきたらできるだけ早くワタを取り出し、墨袋やくちばし、軟骨を取り除いて皮を剥がした状態にします。ワタが入ったままだと傷みが早くなるので早めにさばきましょう
  • 下処理したいかを水洗いしたらペーパータオルなどで水気をよく拭き取り、ラップフィルムで包んで冷蔵保存し、3日以内に食べ切りましょう
  • 冷凍保存しても味は落ちませんが、なるべく2週間以内に食べ切って下さい
  • 鮮度の良いワタは薄塩をして密閉容器で冷蔵すれば2~3日、醤油漬けにすると3~4日は持ちます。新鮮なワタは冷凍保存もお勧めです
  • 部位ごとに分けて保存しておくと料理の用途に合わせて使えるので実際の調理の際に楽です

冷凍したいかの解凍方法

なるべく空気を入れないように包みましょう

なるべく空気を入れないように包みましょう

ラップフィルムで包んでおいたいかを、ポリ袋などに入れて中の空気を抜き、輪ゴムでしっかり口を閉じます。いかが直接水に触れないように、ポリ袋の外側から流水に30分~1時間程あてて解凍します(これを流水解凍といいます)。半解凍までさせて料理にお使い下さい。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。