最近のキーボードは多機能

NEC・VALUESTARのキーボード

NEC・VALUESTARのキーボード

「キーボードでパソコンを選ぶ」というユーザーは少ないことでしょう。「気に入らなければ単品製品と交換すればよい」と割り切っているというよりは、「あまり気にしていない」という人が大部分ではないでしょうか。

しかし、キーボードはマウスと並んで、もっともユーザーの手に触れる部分。この使いやすさ(にくさ)は作業の効率に直結しますので、パソコン選びの際の基準に加えてもよいほどです。ここで、キーボードのタッチ(深さや感覚)と合わせて大切にしたいのは、メーカーがキーボードに独自につけ加えた機能です。

コストパフォーマンスを重視するメーカー製品の場合、標準的なキーのほか、キーボードにボリューム調節ボタン(アップ、ダウン、消音)がついている程度。これに対して、国産メーカー製品では、操作性をあげるためのボタンがついている場合がほとんどです。

国内メーカー製品にほぼ共通して見られるのは、「メール」「インターネット」といったボタンで、それぞれメールソフトやWebブラウザを一発起動するためのものです。「ショートカットボタン」のような名称で、任意のアプリケーションの起動を割り当てられ(変更可能)なものもあります。また、パソコンをスリープ状態(休止状態)にするボタンをつけた製品もあります。

各社キーボードの特徴

国内各社の特色を見てみましょう。

  • NEC:VALUESTAR
……「ワンタッチスタートボタン」というボタンに、任意のアプリケーションの起動を割り当てることが可能です(標準ではソフトとヘルプのナビゲーターが起動)。ユニークなのは「ECO」(エコ)ボタン。省エネモードへの移行ボタンで、これを押すと画面の明るさを抑えるなどで約2割程度の省電力節約が可能です。

余談ながら、NEC製品はキーに印字されている文字が大きめで探しやすく、高齢者や初心者にやさしい設計がなされています。

  • SONY:VAIO
……アップルと同じく、型から打ち出したキーボードデザインを採用するSONYのVAIO。typeによって機能は異なりますが、一体型のtype Jなどでは「Sボタン」というアプリケーション起動ボタンや「スリープ」ボタンがあります。「ズームイン(アウト)ボタン」は、ウィンドウ内のアイコンの大きさを変えるなど、Windows標準の機能を割り当てたものです。

  • 富士通:FMV-DESKPOWER
……ボタンがもっとも多いのが、富士通製品です。インストールされているアプリケーションを簡単に探す「@メニュー」を起動する「メニュー」ボタン、「サポートナビ」を起動する「サポート」ボタンのほか、「らくらくズーム」を使うための「ズーム」ボタンがあります。

「らくらくズーム」はマウスポインタの周辺を拡大する機能で、ウィンドウ表示を変えるVAIOの機能とはコンセプトが異なります。高齢者には非常にうれしい機能で、同社製品のほぼすべてに搭載されています。拡大表示のレベル(特大、大きめ)のほか、拡大部の全画面表示も可能になっています。

こうしてみると、キーボードにあるボタンの多さと親切さでは、富士通のFMV-DESKPOWERが一歩すぐれているといえそうです。

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