意外に時間の取られる洗濯。少しでもラクにこなしたいですよね
せっかく新築やリフォームを検討しているのであれば、洗濯もスムーズに行いたいですよね。
そんな洗濯作業がラクになる設備や建材については、コチラの記事にまとめましたが、ここでは、ご紹介できなかったポイントをいくつかをピックアップしてみました。
お風呂の残り湯を使うなら、洗濯機の位置に注意
節水はもちろん、適した温度で洗えることなどを考えて、お風呂の残り湯を洗濯に使うという方も多いと思います。給水ポンプが付いている洗濯機も多くでていますし、残り湯を使うのは身近なエコになっているのかもしれませんね。けれど、洗濯機を置く場所によっては、付属した給水ポンプのホースが届かない、という場合も。新築やリフォームの際には、ホースが届くかどうか、届きやすい位置かどうか間取り図で確認を忘れずに。
わが家は、洗面化粧台と収納の前にホースが横切ってバスタブにやっと届いている、という状態。誰に見せるわけではないけれど、できれば、もう少しすっきりできないかな、と思っています。
仮干しスペースがあると一石二鳥?
庭やベランダに洗濯物を干す前に、仮に干しておく場所を確保しておくと使い勝手がいいものです。大物以外は、家の中で洗濯ハンガーに干してから一度に外に持ち出せば、スムーズなのではないでしょうか? 洗面室や廊下、縁側などであれば、雨の日の室内干しにも利用できますよね。わが家の場合、仮干しはリビングの片隅(ちょうどいい出っ張りがあるので)。メリットは、夏に日焼けを気にしなくていいこと、テレビを見ながら作業ができること、リビングにいる家族に手伝いをお願いしやすいこと、などでしょうか。
くつろぎの場を通り抜けないような動線に
洗濯にまつわる家づくりの失敗談でよく聞くのが、洗濯動線の失敗。「1階で洗濯して2階のベランダに干すのは思ったより大変」とか、「庭に干すためにリビングを横切るので、ソファやテレビが邪魔」「子供室からしか行けないバルコニーに干したいけれど、子供が嫌がる」などなど。日当たりのいい場所に洗濯物干しを設置することが多いので、どうしてもリビングや個室を通り抜けることも多いようです。上下階の動きは年齢によっては厳しいこともあるでしょうし、くつろぎの場を洗濯動線が横切るのも、家族構成やライフスタイルによっては、不満材料になるかもしれません。できる限りくつろぎの場を避けた洗濯動線を考えた方がいいのではないでしょうか。
洗濯ひとつとっても、間取りに大きく影響することもあります。新築やリフォームの際には、どんな洗濯スタイルなのか、炊事や掃除などの家事全般を含めトータルに、検討することが大切です。