妊娠中やお産の時にあなたがどんなケアを受けたいか、ということをじっくり考えることはとても大切です。お産についてのイメージが具体的になりますし、出産場所を選ぶ際の基準にもなります。どんなケアを受けたいかが見えてくれば、思いが伝わるバースプランを書くこともできるでしょう。お産にはどのようなケアがあるのか、自分はどんなケアを受けたいか、どんなケアが必要かを探っておきましょう。
 

産む力、産まれる力を最大に発揮するために

妊婦さんとパートナー

産む力を最大限に発揮できるような準備を

お産の準備って、何をしたらいいのでしょう? マタニティウエアや赤ちゃん用品を揃えることも必要ですが、いちばん大切な準備は、あなたの「産む力」が、お産の日に最大限に発揮できるような準備をしていくことです。そのためには、妊娠中のケアも大切ですし、お産のときにどんなケアを受けたいかを考えておくことも大切です。それを考えることが、出産施設を選ぶ基準にもなりますし、どんなお産がしたいか具体的なイメージも湧いてくるでしょう。

お産のケアと聞けば「できるだけ手厚い方がいい」「最新の医療ケアを受けて安全に出産したい」と思う方も多いでしょう。もちろん、出産リスクが高いと診断された場合は、そのリスクをカバーする医療ケアを受けられることが肝心です。とはいえ、お産は「病理ではなく生理現象」ということが基本であり、出産を迎えた8割の方が正常産で産むことができるのです。妊婦健診で問題がないと診断されている方であれば、人間の女性が持っている産む力を最大限に発揮するためには、「不必要なことはしない」という視点も必要です。
 

WHOのガイドラインを参考に

その他、出産における医療的な処置、ケアについては、実施するかどうかを見直されているものもあります。分娩監視装置の装着、陣痛促進剤の使用、会陰切開の実施などは、産婦さんの状態によって実施を判断されることが望ましいのであって、慣例的に行うものではないということが、WHOの正常産のガイドラインにおいても勧告されています。

「産婦が選んだ人が立ち会う」ことや「マッサージやリラックス法なので陣痛の痛みを軽減する」などが挙げられています。また、「産婦を慣例的にあおむけの姿勢にすること」については、効果がないのでやめるべきとして、自由な姿勢での出産を推奨しています。

>> 何を優先して産み場所を選ぶ?