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アメリカ産チーズのセミナーでシェフが披露したレシピ

世界一の生産量をほこるアメリカ産チーズをより普及させるためのセミナーが開催されました。参加したレストランシェフが考えたチーズソースがけ豚ロースのレシピをご紹介します。

執筆者:All About 編集部

世界一たくさんチーズを作っている国はどこ?

セミナーで講演した村山重信さんと森克明さん

■もちろんアメリカの食料品店にもたくさんのアメリカ産チーズが並んでいます(写真左)/■講演を行なった、チーズプロフェッショナル協会会長でもある村山重信さん(写真右上)と、レシピを教えてくれた「クリニカ・ガストロノミカ・エスペリア」のオーナーシェフ、森克明さん(同右下)

チーズの生産量世界一の国を知っていますか? 正解はアメリカ。生産技術などの向上で安定供給できるようになり、2009年は世界のチーズ生産量のうち約25%をアメリカ産チーズが占め、日本での輸入量も、2010年は過去最高ペースを記録しているそうです。

アメリカ乳製品輸出協会は、アメリカ産チーズのさらなる普及をめざし、10月22日に『アメリカ産チーズセミナー ~米国産チーズ最新情報と簡単レシピ提案』を開催。
国際的なチーズの品評会の審査員も務めた村山重信氏の講演や、「クリニカ・ガストロノミカ・エスペリア」オーナーシェフの森克明氏の実演をまじえた簡単レシピ披露と試食、おふたりのクロストークなど約2時間にわたるプログラムが行われました。

セミナーではアメリカオリジナルのチーズの特徴と魅力についても触れられました。たとえばモントレージャックは、その名のとおりカリフォルニア州モントレー群がルーツのチーズ。クセのないマイルドな味わいで、溶かすとさらにおいしさが増します。お肉、魚、野菜とどんな素材とも相性が良く扱いやすいというのもうれしいですね。
モントレージャックに辛いスパイスを加えたチーズ、ペッパージャックは、お料理だけでなくおつまみにもぴったりです。

森克明シェフ考案、モントレージャックとペッパージャックを活かしたレシピをご紹介します。ひとくふうくわえた、ワザありフォンデュータ(チーズソース)を手軽に作れるこのメニュー、ぜひ試してみてください!

レシピ:モントレージャックと豚ロースのフォンデュータ

モントレージャックと豚ロースのフォンデュータ

「モントレージャックは扱いやすいので、誰でも手軽にバリエーション豊かなソースが作れます」と森克明シェフ


■材料(1人分)
・豚ロース肉 約1枚(140g) ・塩、コショウ 各適量

【フォンデュータ(チーズソース)】
・モントレージャック 40g ・マヨネーズ 10g 
・ペッパージャック10g ・レモン汁適量 ・牛乳30cc
・小松菜ペースト(ゆでて裏ごしする)小さじ1

【仕上げ】・バルサミコ酢適宜

■作り方
1.
豚ロース肉を筋切りし、塩、コショウを軽くふり、フライパンで軽く両面をソテーして器に移し、ラップをかけて熱を冷めにくいようにしておく。

2.
フォンデュータを作る。
弱火の鍋に牛乳と5mm角にカットしたモントレージャックとペッパージャック、さらにマヨネーズを加え、チーズが完全に溶けるまでかき混ぜる。仕上げに、レモン汁を回し入れる。
※チーズは強火で一気に溶かすのではなく、チーズフォンデュを作るときのように弱火でゆっくりと溶かすのがコツ

3.
「2」のソース1/3をボウルに移して湯煎で保温する。残りは小松菜のペーストを加えて混ぜる。

4.
あらかじめ温めていた器に、「3」のソースを流し込む。

5.

「1」を四等分にカットし、「4」の上に盛りつける。ボウルで保温したフォンデュータを肉にかける。

6.
仕上げにお好みでつけあわせの野菜を飾り、バルサミコ酢を添えて完成。

■問い合わせ先
アメリカ乳製品輸出協会
電話:03-3221-5852

クリニカ ガストロノミカ エスペリア
http://www.esperia.biz/


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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